本日は、部屋を日頃からきれいに保っておくメリットについてお話していこうと思います。
結論を言えば、部屋がきれいだと人生も良い方向へすすむ可能性が高くなる、ということです。
「部屋が散らかっていたって問題ないよ」と思っている方は、ぜひ見直してほしいポイントといえます。

この記事を更新しているクボヒロと申します。
夫婦でミニマリスト、現在はURで質素にくらしています。
ミニマリスト7年越えをいかした情報を発信中
部屋をスッキリさせた方が人生は上手くいく

お部屋スッキリのポイントは下記の3つ。
- 整理整頓をする
- 掃除をこまめにする
- 物をたくさん持たない(買わない・定期的な断捨離をする)
この3つを守って生活していると、人生が好転する可能性がでてくるように思えます。

実際にわたしもそうでした。
なぜ部屋をスッキリしていたほうがいいのか?…というところをお話していきたいと思います。
物を探す時間が減る
部屋に物がたくさんあると、見つけたいものをパッと見つけられないですよね。
時間も労力もかかります。
大事な予定があったとき、「あれ?書類が見つからない!」と遅刻。せっかくの良いチャンスを逃すことに。
やっぱりそれは、いい人生を歩んでいるとは言えないですよね…。
物をたくさん持たずに、整理整頓をこころがけていれば、何がどこにあるのかすぐに分かるので探し物はしなくなります。
「物を探す」という行為が人生からなくなると、「良いチャンスを逃す」ということもグッと減ってきます。
似た物を何個も買ってしまうのを防げる
物で溢れかえっているお部屋では、上記のように物探しをしてしまいますよね。
で、見つからないと「買えばいいか」ってなっちゃうのが人間のサガなんですよね…。
そうすると、余計な出費が増えます。
ネットでポチったあとに見つかって、慌ててキャンセルした方も少なくないのでは?
…でもこれって、人生の中で一回や二回ということだけではないんですよね。
何度も同じことを繰り返したらすごい額と物になるので、
お金に対する不安を漠然と抱えている人こそ、部屋をスッキリしておいたほうが不安は解消されやすいと思います。
視界から入る情報が少なくなる
お部屋をスッキリしておく大きなメリットのひとつが、「視界をクリアにできるから」です。
人間はほとんど視覚に頼って行動しているので、普段目に入ってくる情報はとても重要なものとも言えます。
でもそれが、「汚くて散らかって物が多い部屋だったら?」って考えると…ちょっと恐ろしいですよね。
Appleで有名なスティーブ・ジョブズは、ミニマリストであり、毎日同じ服を着ていたことで知られていますが、
彼はミニマリストだったからこそ、iPhoneというすごい物を作り上げられたのかな、とも思えます。
つまり、「やりたいことに集中できていた」ということ。

散らかった部屋では、視覚から入る雑念に気を取られてしまいますし、無意識に疲れもわいてきます。
視覚に入れる情報をシンプルにすればするほど、自分のやりたいことにフォーカスできます。
掃除がしやすくなり、虫やカビなどの発生が減る
物が少なく、スッキリしたお部屋で、「虫だらけ、カビだらけ」って聞いたことないですよね。
ただ、逆はありえます。
実際に「G」は、散らかった部屋、つまり隠れ場所の多い部屋が大好きなんです。
物が少なく整理整頓できたお部屋は、掃除をするハードルも下がるので結果的に清潔になり、虫やカビも発生しにくくなり、
気持ちよく過ごせるようになりますよね。
急な来客にも慌てなくなる
「お客さんが来るから、やばい!片付けなきゃ!」っていうこと自体がそもそも間違っていると思います。
それはただ単に、「とりあえず、お客さんに散らかった部屋を見せない」というただの見栄。
その証拠に、お客さんが帰ったらまた散らかりますよね?
特にこうやって文章にしている場合はなんら問題のないことのように思えるのですが…実際は良い人生にはつながらないです。
なぜかというと、「急な用事ができてからでないと、片付けの出来ない人間」ということだからです。
アリとキリギリスで言うと、キリギリスのような感じです。アリは、「いつか食べられなくなるかも」といった不安に備えてコツコツ採取していますが、キリギリスは、「食べられなくなってからどうにかしよ」と思ってます。
そういった人でいると、いきあたりばったりの人生を過ごすことになり、得られるものもいきあたりばったり、…となりますので、いい人生は送れないように思えます。
普段からコツコツ片付けができる人になりましょう。
自分のことがよく分かってくる
「自分探しの旅」というたいそれたものよりも、まずは部屋を片付けてみるほうが、よっぽど自分が見つかる場合があります。
部屋をスッキリさせるには、まず要らないものの分別が必要。
「いるか、いらない」の分別ができる人は人間的にも磨かれますし、自分がどんな物を残したがるのか、または捨てたがるのかを知っていくことで、自分の好みや嫌いなものも分かっていきます。
「自分はこういう色や形のものが好きだったんだな」という小さなことから、「自分は本当はこういった人生を目指したかったんだな」という大きなことまで、だんだん分かってきます。
部屋をスッキリと片付けておかないデメリットはもはや、ありません。
部屋の状態は心の状態と同じ

よく、「部屋の状態はこころの状態をあらわす」とも言われています。
確かにそのとおりだなーーって感じます。
実力者やお金持ちの多くは、「部屋がスッキリとしている」(物が少ない)という特徴があるそうですが、
物以外のこと(自分のやりたいこと)へしっかりとフォーカスできているからかなと思います。
先程も書いたように、脳は視覚からの情報にほぼ頼り切っているので、「朝起きて、最初に見るのが散らかった部屋」だと、脳みそが無意識にその情報を取り入れて、「朝から勝手に脳が疲れている」なんてことになるんですよね。
「自分は散らかっている部屋でも疲れていないよ」…と思っている方でも、注意してほしいんです。
「脳は無意識」だからです。
あなたが疲れていなくても、脳が疲れていると、良質なインプットもアウトプットもできなくなり、それが日々の行動に反映してくるのです。
ミニマリストが白系の家具を揃えるのには、「視界から入る色(情報)を少なくしたい」という理由があり、
多くの社長が毎日同じ洋服を着ているのには、「もっと他の大事なことに選択肢を使いたいから」という理由があるんですね。
これらは結果的に、「無意識に感じる脳への疲労を少なくしたい」というものにもなります。
脳疲労を減らせば、人生が好転する可能性が高くなるように思えませんか?

なんか上手くいかないな…って人は、脳疲労がすごいのかも。
そのためにもぜひ、まずは自分の部屋からコツコツと片付け、整理整頓をしていきましょう。
まとめ
- 整理整頓をする
- 掃除をこまめにする
- 物をたくさん持たない(買わない・定期的な断捨離をする)
…この3つは、ほとんどの人にとってはさほど重要でもないものに思えるかもしれませんが、
- 探し物が減る
- 似た物を何個も買ってしまうのを防げる
- 視界から入る情報が少なくなる
- 掃除がしやすくなり、虫やカビなどの発生が減る
- 急な来客にも慌てなくなる
- 自分のことがよく分かってくる
といったものでもあり、これは結果的には、無駄な出費が減ったり、無意識のうちに感じる脳疲労も減ってきます。
収入を高くしようと躍起になる人こそ、部屋を片付けたほうがいいんじゃないかなって私は思っています。
収入を上げるよりも、無駄を減らすほうが実は簡単だからです。
それに、部屋が整っていると、心も整うんですよね。
そして、心が整っていれば、人生は結構上手くいきます。
いきなり、ミニマリストのようにごっそり捨てる必要はないのですが、まずはゴミや必要のないものを捨てていくところから始めてみましょう。
お部屋が変われば人生も変わります。ぜひお試しを!
コメントする