Apple watchを2015年に購入してから、2022年の今までずっと愛用してきましたが、今回手放すことに決めました。
過去に、Apple watch初代→3→SE→7 と機種変更してきました。
「Apple watchは便利すぎて毎日装着していないと落ち着かない!」と思っていましたが、今回手放すことにしました。
- なぜ7年も愛用していたApple Watchを手放すことにしたのか?
- Apple watch(スマートウォッチ)がないことで得られるメリット
このページでは、この2つのことを主にお話していこうと思います。もしあなたが、スマートウォッチを手放そうか悩んでいたらぜひ参考になれば幸いです。
7年も愛用していたApple watchを手放した理由

- 通知を気にしてしまうのが嫌だったから
- 歩数や睡眠時間などの記録をしたくないから
- なくても全く問題ないものだと気づいたから
私がApple Watch を手放そうと思った理由はこの3つ。詳しく説明していきますね。
通知を気にしてしまうのが嫌だったから
Apple Watchを装着する一番の理由は「時計を見たい」からではなく、通知にすぐに気づけるのが便利だったから。
LINEやInstagramのいいねなど、「ぽ〜ん♪」という軽快な音とともにすぐに気付けるようになります。iPhoneをいちいち取り出さなくても確認できるのがいいですよね。
ただ、私は最近ほとんどのSNSを整理し、Twitterでさえもアプリは消してブラウザからチェックするようにしています。

なので通知が鳴るといったらLINEか電話くらい。それも、LINEはほとんど家族のみのやり取りか、ちょっとの友人のみです。
そんな家族の通知を、Apple watchを装着してまで素早く気づけないといけないのか?と自問自答したら、「あれ?」ってなってしまったのです。
- Apple watchに頼ってまで、通知を気にしたくない
- そもそも通知するSNSやLINEの人数が多くない
こんな感じの事実に気づいてしまい、「私はApple watchを宝の持ち腐れにしてるんではないか」と考えるようになりました。
歩数や睡眠時間などの記録をしたくないから
Apple watchは装着していれば、歩数や睡眠時間などの記録ができます。
歩数だけでなく、様々な通知もしてくれます。
- ウォーキングしていると、「今ウォーキング中ですよね?」という通知が出る
- 手洗いをしていると、「あと20秒洗いましょう」という通知が出る
- 異常な心拍数や、大きな音があったときに警告が出る
- マインドフルネスの通知が出る
- スタンドアップの通知が出る・・・他にもいろいろ。
でも、よくよく考えたら、歩数を測ってどうするの?と思います。確かに、「昨日はよく歩いたなぁ」と振り返ることもできますが、歩数ならiPhoneでも記録はされます。
また、手洗いの秒数、マインドフルネス、スタンドアップの通知などなど、最初は「自分専用の秘書みたい」と嬉々としてチェックしていましたが、今では逆に不便に思えます。
Apple watchに言われなくても立ったり、手洗いをきちんとしたり、「自発的にやる」ことが大切。
いつしかApple watchという機器に使われているような圧迫感が出てしまい、私にはApple watchはいらない物なのかも、と思えるようになりました。
なくても全く問題ないものだと気づいたから
Apple watchがいらない究極の理由はこれかもしれませんね。
私が使っていたApple watchはiPhoneと接続して使うタイプのモデル。つまり、iPhoneがないと出先では単体で使うことができません。
Apple watchでできることは、基本的にはiPhoneでも全てができること。時計だってiPhoneを見ればいいわけです。
この考えで言えば、iPadも同じです。あれば便利だけど、なくてもいい。
じゃあセルラーモデル(Apple watch単体で使える契約)ならいるの?と思うかもしれませんが、それでもやっぱり「iPhoneでできることをわざわざApple watch という小さな画面でやる必要はないかな」と思います。
Apple watch(スマートウォッチ)がないことで得られるメリット

- 通知が気にならなくなる
- 充電を気にする必要がなくなる
- 装着による蒸れや圧迫感がなくなる
- 買い替えのことを気にしなくてよくなる
- 傷がついたりするのを心配する必要がなくなる
- 出かけるときや入浴時の着脱を気にしなくてよくなる
Apple watchを手放すことで、上記のようなメリットが得られます。
「装着が当たり前」と思っていたから、考えてもみませんでした。でも今思えば、思考停止状態。「Apple watchは朝起きたら着けるもの」となにも考えずに使っていました。
また、キャッシュレス決済(クイックペイ)をApple watchで使っていましたが、楽天ペイなどのアプリ決済はApple watchに対応していないものもあるので、スマホで決済していました。
Apple watchで決済したりスマホで決済したり、なんだかバラバラなのも嫌だったので、今後はスマホ1本化でシンプル思考と考えることもできますね。
Apple watchを手放してスッキリできました

7年ものあいだApple watchを装着し続けてきた私が、ミニマリストになって身辺整理をしはじめて、いつしかテレビや炊飯器などもいらなくなり・・・そしてApple watchでさえも不要と思えるようになりました。
もともとApple信者だった私。最新機種をいつも買って、「すごいね」と言われるのが趣味みたいなものでしたが、今ではそういった見栄も手放せました。

最新のガジェットって本当に便利なものが多いです。
でも、「本当にそれって必要なの?」と自問自答をしていかないと、ガジェットを買うお金もムダになり、そしてそれらを使いこなすキャパシティも必要になって、どんどん疲れてくるような気がします。
便利なはずなのに、疲れるってなぜなんでしょうね。
調べてみると、人間はたくさんの道具を使いこなすことができないそうです。なんだか納得な気がしています。
この記事のまとめ
7年間も使用してきたApple watchを手放してもなにも問題なかったどころか、逆に本当にスッキリできました。
Apple watchでできることほぼすべてがiPhoneでもやることができます。なので、iPhoneに1本化したことで、思考もスッキリ。
「絶対に手放せない」と思っているもの、案外手放せるものです。その時は本当に心からスッキリしますよ。