「他人」を意識する前に、まず自分自身を整えてあげることはとても大事なことなんです。
その理由はひとつ。
自分自身が整っていないと、本当の意味で相手のために動くことができないからです。
他人を意識しすぎると
- 自己犠牲
- 他人本位
こういう傾向がある方は、ついつい他人を優先してしまいがち。
これがあまり行き過ぎると、共依存にもなったりしますし、自分の生き方がわからなくなったり、自己肯定感が落ち込んだりしやすくなります。
見返りを求めるようになる
自己犠牲をしながら他人に尽くす人は、実は、「見返り」を求めていたりします。
「こんなにやってあげているのに」「あの時、助けてあげたじゃない!」…といったような形です。
これは本当の意味では、他者のために尽くす、助ける、とは言い難いと思うのです。
見返りなんて求めていない、と考えてはいても、相手からの反応がないときに不満が出ることが、自分の本心であったりします。
自分を整えると、見返りは求めない
一方で、自分が整った人が他人に対して行うものには、見返りは求めません。
自分が整っている人…とは、自分の軸で生きている人。相手を変えようとせず、自分でコントロールできることに集中しています。
自分の主張を飲み込まず、自分自身のやっていること、発言しているものに、納得しています。
こういうふうに、自分が整っている人は、自分の意志で動くので、「こんなにやってあげている」という不満は出てこないのです。
自分を整える。あなたは自分のことを考えていい
自分を整えるのに必要なのは、まずあなた自身が、「自分は、自分のことを考えてもいいんだよ」という許しを得ることです。
つい相手のことをやってあげてしまう。お節介と言われやすい人は、それ自体が間違っている、なんてことはないんです。
ただ、自分よりも相手を優先してしまう。それは、キャパオーバーしすぎると、自分が「やらされている」と感じてしまい、それが見返りや不満に繋がってしまいます。
まず、あなたはあなたを優先していい。
そういうふうに心を決めたら、今日、自分にできることをやっていきましょう。
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