
iPadとApple pencilの組み合わせが好きで(特にメモやノートアプリが大好き)、今まで様々なノートアプリを使ってきました。(無料・有料含め)
最近一番良く使うメモアプリが、「コンセプト」というスケッチアプリ。
App Storeで説明を見るとどちらかと言えば「スケッチング(絵)」向きですが、私はこのアプリをメモ帳として使用しています!
今回はこのコンセプトというアプリをメモ帳として使うべきメリットを中心にお話していきます。
描いたり、書いたりできるアプリ「コンセプト」の特徴
- 無限に広がるキャンパス
- ペンの種類が豊富(コピックの色が使える)
- レイヤーが使える
基本は無料だけどproプランもあり。好みのペンを買い切りも○
コンセプトは基本無料で使うことが出来ますが、課金することによりすべての機能が使えるようになります。
月550円もしくは、年間3,400円
- 毎月リリースする新機能を含め、すべてのライブラリ、サービス、機能が使える
- スタッフがリアルタイムで直接ライブサポートを提供
また、継続課金ではなく、ペンや機能のみの買い切りも出来ます。

実際に私は、鉛筆とエアブラシを購入しました。各250円でした!
コンセプトはメモ帳としても使える!
レイヤーが使えるのでどちからというと、絵を描いたりするのに向いていると思いますが、私は完全にメモ帳として「文章を書くこと」に使っています。

上のように、イラストを描いてもいいし文字を書いてもOKなアプリです。
もちろん、私のように文章だけでメモを取るといった使い方でもなんら問題なしです!
実際にメモをとってみた例

上記のメモは全て「エアブラシパックのフラットエアブラシ」で書いています。背景は薄いイエローで、グリッドを表示させました。
イラストは一部のみであとはほとんど文章(というかメモ書き)。イラストだけでなく、メモを書いても違和感ないですよね。
無限キャンパスはおそろしく便利
無限キャンパスとは名前の通り、キャンパスが無限に広がっています。

他のノートアプリを使ったことのある方なら分かるかと思いますが、基本的にノートアプリは「ページ式」になっていますよね??
このコンセプトアプリは、書いても書いてもキャンパス(用紙)に終わりがありません。よって、
- ページの切り替えをしなくて良い
- マインドマップを書くのに優れている
横にページ送りをするノートアプリは何個も使ってきましたが、メモが長くなってきて次のページへ行くと、前に書いていたページの内容を見るのにいちいち戻るのが面倒になっていました。
無限キャンパスは「一枚の紙に書いている」という感覚なので、ページ送りする必要はもちろんなく、マインドマップのような書き方にも適しています。

容量が許す限り無限に書き続けられる用紙が、iPadのちっちゃい端末に入っているなんですごくないですか?
無限キャンパスは他にもあるけど難あり
- Apple標準メモアプリ
- Goodnotes5の縦スクロール
- Notability
- Whink
- Flow by Moleskin
- MapNote – 無限に広がるアイデアノート –
Apple標準メモとは下に向かってどんどん書いていけるので確かに無限なのですが、横に展開することはできません。
Goodnotes5の縦スクロール機能や、Notability、 Whinkも縦に展開するノートアプリとなっています。
また、これとは逆にMoleskineは横に展開していくノートアプリ。
MapNoteが唯一、上下左右にどこまでも広がる無限キャンパスです。こちらは今回紹介しているコンセプトアプリよりも、よりシンプルでペンの種類なども少ないです。
書き心地の良さがコンセプトのほうが圧倒的に上で、書いた後の文章もコンセプトのほうがおしゃれに見えて好きなので、私はコンセプトを使っています。

最低限、書ければいいという方はMapNoteでもいいかもしれません。どのみちどっちも無料で使えるのでぜひお試しを!
縮小・拡大でマインドマップ。頭の中を遠くから眺められるような感覚!


コンセプトアプリでのズーム率は、1,600%から25%まで縮小できます。
私のおすすめは、ズーム率「400%」です。グリッド表示にするとちょうどグリッド(マス目)にそって文字が書けるくらいの拡大率。
そしてこれを30%くらいにすると・・・


あんまり縮小しすぎると文字が見えないのですが、縮小することにより「何をどこに書いたか」が分かります。また、内容を俯瞰することもできます。
ノートアプリのページだと、何をどこに書いたかわからなくなったり、メモを書いていてなにをまとめたいのかわからなくなってきたりします。
いわゆるマインドマップ的な使い方をすれば、全体を見渡して内容を把握したり、新しい発見があったりと、良いことづく目です。
メニュー画面でおすすめのセクションの作り方

一枚の紙が無限に広がるなら、たくさんのセクション(新規用紙)を作らずに、ず〜っと書き続けることができるコンセプト。
私は、下記の「自分ルール」を作って、セクションを分けることにしています。
- 月ごとにセクションを作成
- 書く内容が決まっている場合に作成
- 文字の書き込みが重くなってきたら作成
セクション名に年と月を入れて、毎月用紙をかえています。また、決まった題材がある場合は日付横にそのタイトルを入れています。(【例】2019/8/21ブログ)
また、コンセプトは優秀なのであんまり操作が重くなったりはしないのですが、「なんとなく重いかも?」と思ってしまったら新規用紙を作る場合もあります。



コンセプトでメモをとるのに買っておきたいペン機能
私が実際にコンセプトでメモをとるのに使用しているペンは、
- 鉛筆パックの4Bグラファイト
- エアブラシパックのフラットエアブラシ
各自250円なので、あわせて500円の買い切りなので、一度払えばずっと使っていけます。
鉛筆パックの4Bグラファイト

ガツガツとメモ書きしていくのに便利な鉛筆。濃さは4Bで、サラサラとした書き心地がくせになります。
筆圧感知で、濃くも薄くも書け、ペン先をななめにして書くとマーカーのような影を書くことができます。

私はざ〜っと走り書きメモするときは大体この鉛筆で書いています。ラフスケッチにもいいかも。

エアブラシパックのフラットエアブラシ

こちらは鉛筆と違って、ペンのようにはっきりしたインク。書き心地は「カリグラフィー」のようで、書いた後の文字がおしゃれに見えるのが個人的にはお気に入りポイント。

ちなみに黄色いペンは「マーカーペン」です。下の文字が透けるので、本当のマーカーのような使い心地。
無料のペンも悪くない

無料で使えるただの「ペン」こちらで書くのも全然有りです。
私は字があまり綺麗ではないので、書いた後にきれいに見えるような「鉛筆」とカリグラフィーのような「エアブラシ」が気に入っています。
メモアプリは使い分けるのがおすすめ
さっくり起動できて、さ〜〜っと書き込んで、縮小すると頭の中のアイデアを遠くから眺めていられるようなアプリ「コンセプト」。

このアプリのおかげで、アナログのメモ帳を持つことがなくなりました!
メモアプリは下記のように使い分けています。
- Applepencilでが〜っとメモを書いたり、頭の中を整理したいときはコンセプトでメモ
- 買い物メモなど出先で見たり、思いついたことはiPhoneからgoogle keepでメモ
- 資格勉強などノート作りしながら書き込みするにはGoodnotes5
まとめ:書く範囲を気にせずガンガン書けるメモアプリ
頭の中のことをずら〜〜〜っと書き込める。そして、その内容を俯瞰(遠くから眺める)ことで全体像を把握できるメモアプリ。
ページ送りの煩わしさもなく、ノート作りよりも「ざっくり走り書きメモ」や「マインドマップ」に向いています。

頭の中がごちゃごちゃしたら、このアプリに何もかも書きつくすとめちゃくちゃスッキリするので超おすすめです!