Apple・iOS

【詐欺?】お使いのiPhoneがウイルスにより深刻なダメージを受けているらしい【対処法】

クボヒロ

こんにちは、クボヒロです。
(@Kubohiro7)

今朝iPhoneでサファリ(ブラウザ)を使っていたところ、急に下記のようなメッセージが出てきてしまいました。

お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けています

怖いですよね。しかもこのメッセージはGoogleからの警告のようで、一瞬とても焦りました。が・・・、

クボヒロ

ちょっと待てよ・・・Googleが果たしてこんなことを警告してくるだろうか?しかも、アプリのインストールに誘導しているぞ

このウイルスを除去するには、アプリケーションをインストールせよと書いてあるのですが、どうも怪しい。

ということで調べてみました。

結果的に「詐欺」だったのですが、iPhoneのセキュリティについてももう少し詳しく勉強しようと思いました。

今回の記事について
  • iPhoneでウイルスのポップアップが出た場合の対処法
  • iPhoneのセキュリティって大丈夫なの?
  • ウイルスにかかってしまった場合どうしたら良いか

「お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けています」というメッセージが出現

▲ ウイルスのポップアップ

いつもどおりネットで調べ物をしていただけなので、なぜこのようなポップアップが出てきたのかは不明です。

が、結論を先に言ってしまえばこれは詐欺で、アプリケーションをダウンロードさせるための巧妙な罠なのです。

アダルトや、ちょっと怪しげなサイトを閲覧ということもなかったので、逆に怖いですよね。どんなサイトでもこのようなポップアップが上がってきてしまうという不安が見え隠れしています。

ちなみに全文は下記の通り。

お使いのiPhoneが(13)個のウイルスにより深刻なダメージを受けています
お使いのiPhoneが最近ブラウズされたアダルトサイトからの(13)個のウイルスにより28.1%のダメージを受けていることを検知しました。まもなく、iPhoneのSIMカードが破損し、連絡先、写真、データ、アプリケーションなどがダメージを受けます。
4分38秒
今すぐウイルスを除去しないと、iPhoneが深刻なダメージを受ける原因になります。以下が順を追った必要事項です:
ステップ1:App Storeから Appをタップして無料インストールします!
ステップ2:アプリケーションを開き、すぐにブラウザの速度を上げて修復します。
今すぐ修復

上記画像より引用

よ〜く読んでみると、文章が不自然ですよね。これをGoogleが書いているとは到底思えません。

また、(13)個のウイルスとありますが、数字をカッコで囲っているのもおかしいです。これは、カッコの中身の数値が人によって変わるということもあるそうです。同じ数字だと怪しまれると思っているのでしょうか。

そしてその下には、4分38秒の文字が・・・。これは5分からカウントダウンされるようです。画面の秒数が動くので、どんどんカウントされていく時間に焦りを感じさせ、アプリケーションをダウンロードさせようという手口です。

「今すぐ修復」ボタンを押してしまうとどうなるか?

警告文の一番下に、「今すぐ修復」というボタンがあります。

もちろん皆さんには押さないでもらいたいのですが、万が一押してしまった場合はどうなるのでしょうか?

▲ 怪しいアプリのインストール画面になる

押した場合、上記の画像のようなアプリケーション(App Store)が起動されます。

ハムスター

もちろんこれはインストールしちゃいけないのだ

「Adblocker」とはいわゆる、広告ブロックのアプリなのですが、そもそもウイルスを除去するにはと引導しているにもかかわらず、広告ブロックのアプリをインストールさせようなんて、おかしな話ですよね。

ちなみにこのアプリのレビューを見てみると・・・とても不自然です。

☆5か☆1という極端のレビューしかありません。もちろん、このアプリに☆5をつけているのは業者(詐欺のグループ)でしょう。

☆1はこの記事のようなポップアップから引導されて、アプリをダウンロードしてしまった人たちだと思います。

騙された女性

まんまとやられました。
ここに誘導されても絶対にインストールしてはいけません。

騙された男性

詐欺です。
Google見てたら急にウイルス感染してますって出てきました。
19個感染してますってでてきたからアプリインストールして見てみたら39個に増えてました。

☆1の人たちのレビューを見ると、このように騙されたような文章ばかりです。ますます怪しいですよね。

こういったアプリはレビューが極端なので、すぐに不自然だと分かります。

ポップアップが出た原因は?

私の場合は、女性ですしアダルトサイトを見るということもありませんので、そういったサイトでなくともポップアップがされてしまうという危険性があります。

どのサイトだとこういったポップアップが出てしまうのか、それははっきり言って分かりません。

大事なのは、ポップアップが出てしまったときの対処法です。

また、アダルトサイトはこういったポップアップが出やすいということもあります。

なぜなら、アダルトな内容のものってプライベートなことですよね。あまり他人に知られたくない内容です。詐欺はそこに漬け込みます。

よくあるアダルトサイトの詐欺は、「料金が発生しました。○○円です。いつまでに支払わなければ、あなたの写真フォルダや連絡先をスキャンします。」

もしくは、カメラのシャッター音が鳴り「あなたの顔写真を撮影しました。支払わなければ公開します。」などといった文章です。

これらはまさに詐欺なのです。

詐欺ポップアップの対処法

そもそも詐欺なのかどうか、というのは先程も書いたように、レビューの不自然さで判断したり、警告文の一部をコピペして検索してみてください。

そして、このようなポップアップ警告文が出てきたときはどんな対処法をとったら良いのでしょうか?

やってはならないこと

下記は悪い例です。

  • 写真フォルダや連絡先が公開されたらまずいので、警告文に従って、アプリをインストールする(もしくは入金する等)
  • 怖いので警察に電話する
  • iPhoneの電源を切ってしまう

警告文に従ってしまう

まず、警告文に従ってしまうことは詐欺の思うつぼです。いくら「写真フォルダや連絡先を抑えられていると思うと不安!」と思っても、まずは一呼吸おいてください。

警察に電話する、電源を切る

また、怖いので警察に電話したり、電源を切ってしまうのは根本の解決にはなりません。警察はこのようなことではあまり取り締まってくれないだろうし、電源は切ってしまっても、スマホはいずれまた使いますよね。その時に電源を入れるので、同じことです。

やってよいこと(対処法)

では正解を見てみましょう。

  • サファリ(ブラウザ)のページを閉じてしまう
  • 警告文には従わずに一呼吸おいて、まずは警告文の内容をググってみる
  • 脱獄や非正規のアプリをインストールした記憶がないか、思い出してみる

ページを閉じる

一番の解決策は、サファリ(ブラウザ)のページを閉じてしまうことです。

警告文を見続けても、何の解決にもならないですし、今回のようなポップアップだと時間のカウントダウンもされてますます焦るばかりです。間違ってアプリをインストールしないように、ページは閉じてしまいましょう。

ただしページを閉じる前に、スクリーンショットを撮っておくとなにかの役に立つかもしれません。(証拠にもなる)

警告文を検索する

また、警告文の内容をググってみるのも一つの手です。

今回のようなポップアップだけでなく、様々な内容の詐欺ポップアップがありますから、警告文でググれば他にも同じ症状の人がいて、詐欺だと判定してくれているかもしれません。

先程も書いたとおり、ページを閉じる前にスクショを撮っておけば、警告文を読み返せるので便利です。

脱獄していないかチェックする

そして最後に、脱獄(ジェイルブレイク)という言葉は聞いたことありますでしょうか?

やってる人はやっているものですが・・・、これは、Appleの権限から外れて色々なアプリや機能を拡張するいわばツールです。

アプリや機能を拡張というと便利かと思うかもしれませんが、これはもちろん非正規のこと。もし一度でも脱獄してしまえば、Appleの保証から外れてしまいますし、今回のような詐欺ポップアップが起きやすくなったり、脱獄につけこんだ専用のウイルスもあったりします。

便利な半面とても危険なツールなので、絶対にやめましょう。

また、脱獄しなくても非正規のアプリをインストールすることもできますが、こちらもAppleの保証からは外れておりとても危険です。

もしこういった見覚えがあるならば、「はっきりいってしょうがない」としか言いようがありません。対処法はないと言えるでしょう。

クボヒロ

脱獄することが「違法だ」とは言わないけど、脱獄後に起きてしまったトラブルはすべてAppleの保証対象外になるので面倒だよ。

iPhoneのセキュリティって大丈夫?

さて、今回のようなポップアップが上がってきた場合、詐欺ですので、サファリ(ブラウザ)のページを閉じてしまうのが良いと書きました。

そもそもiPhoneのセキュリティってどうなっているのでしょうか?簡単にまとめました。

サンドボックスというシステムを採用している

サンドボックスとはシステムの名前なのですが、いわゆる隔離された空間です。

開発者の方々が作っているアプリは、Appleが決めた領域の中でしか活動できません。

よって、iPhoneのシステムに深刻なダメージを与えるというのは不可能なのです。

ハムスター

上記の画像で説明すると、ボックスの中のアプリがボックスから出て、iPhone(のシステム)まで到達するということは「不可能」ということなのだ

App Storeの審査が厳しい

基本的に、iPhoneのアプリケーションはすべてApp Storeからインストールします。

そしてこのApp Storeに並ぶアプリは、Appleの厳しい審査をくぐって出てきたものたちです。

  1. 開発者がアプリを作ってAppleに申請する
  2. Appleが厳しい審査をする
  3. 適切なもののみ審査が通過し、App Storeにアプリが並ぶ

App Storeに並ぶアプリは、上記のような手順を経ています。このため、より安全で適切なアプリだけが並ぶのです。

ハムスター

これなら得体のしれないアプリをダウンロードする可能性は低いから安心なのだ

本当にiPhoneは安心・安全か?

とはいえ、いくらAppleの厳しい審査を受けても、先程のような「広告ブロック」アプリなどはあります。

もちろんサンドボックスシステムにより、アプリをダウンロードしたからといって、iPhoneのシステムにダメージを与えるわけではありません。

ではなぜ詐欺グループは、そんなアプリをダウンロードさせるの?というと、課金の仕組みに漬け込んでいるのだと思います。

App Storeのアプリは無料のものも多いですし、上記の詐欺の広告ブロックアプリも実際に無料になっています。

課金はかんたんに出来てしまうので注意を

App Storeのアプリには「課金」の仕組みがあります。

▲ どうぶつの森アプリでの課金

このように、ゲーム内チケットを買うのにその都度課金する場合もあるし、月額課金として継続して課金されてしまうものもあります。

iPhoneXの場合は、サイドボタンを2回押すとすぐに課金完了になります。それ以外のiPhoneは、ホームボタンに指を置いて認識する指紋認証です。

この指紋認証、気づかないうちに認証しているなんてこともあるようです。実際、この記事で出た詐欺アプリ「広告ブロック」でのレビューです。

ハッム

勝手に飛んで、間違えてIDでタッチしてしまいお金請求されました。
急いで登録キャンセルしたけど、お金返ってくるのかな?

これは怖いですよね。指紋認証は、ホームボタンに指を置いているだけで反応してしまうので、気づかないうちに認識されてしまいます。ご注意を。

いくらAppleがアプリの認証をジャッジしていても、広告ブロックなどのアプリに偽装して課金させるという手口は回避できません。

この場合は、「課金しないように気をつける」しか対策法がありません。

万が一課金してしまった場合、Appleに問い合わせると返金を受けられることもあるので、頼ってみてください。

ウイルスに感染するとどうなる?

iPhoneがウイルスに感染すると、下記のような症状が起こる場合があるようです。

  • iPhoneの操作が勝手にされる(遠隔操作されているような感じ)
  • 勝手にカメラが起動する
  • 端末の動作が重くなったり、発熱したりする
  • データが消えてしまう
  • 迷惑メールが来る
  • 勝手に再起動する
  • 充電の減りが早くなる・・・等々

iPhoneが遠隔操作されてしまうのは一番怖いですね。これによって、有料のサイトを利用されたり、iPhoneに保存されている写真や連絡先などを悪用されたりと、何でも出来てしまいます。

友人の写真や連絡先をバラまいてしまった場合、こちらも被害者なのに、まるで加害者のようにもなってしまいます。

ウイルスに感染してしまったら?

  • 怪しいと思われるアプリを消してみる(脱獄や非正規のところからアプリをインストールしていないか思い出してみる)
  • iPhoneを初期化し、1から設定し直す
  • 携帯番号も漏れているようなら、番号を変える

もしウイルスに感染してしまったら、対処法は大掛かりになるものとなります。

過去に怪しげなアプリをインストールしていて、それを消してどうにかなれば一番良いのですが、それでもだめなら初期化など結構めんどうです。

初期化したあとに、原因であるアプリ等がバックアップから復元されてしまった場合は意味がないので、初期化したら仕方ないですが1から設定し直したほうが良さそうです。

ウイルスに感染しない為にも

このように、ウイルスに感染してしまうと面倒なことになります。

普段からiPhoneをウイルスに感染させない為にも、下記の項目をなるべく守っていきましょう。

  • ポップアップ警告文は詐欺の可能性が高いので、むやみやたらに支持に従わない
  • ポップアップ等が出たらブラウザを閉じる
  • 警告文を検索してみる
  • 怪しげなサイト等には訪問しない
  • 脱獄や非正規のアプリをインストールしない
  • 迷惑メールが来ても、内容にあるURLを開かない。ゴミ箱へ

まとめ

今回は、急にポップアップが出きたのでちょっとびっくりしてしまいました。それも、googleとロゴが入っていたので焦りました。

が、よくよく文章を読んでみるとどこかおかしかったり、信ぴょう性に欠けるものでした。

今回のように急なポップアップでも、慌てず焦らず、まずは落ち着いて警告文の一部を検索してみるのが良いです。

そして、警告文の支持には従わず、ブラウザを閉じてしまうことが解決策です。

得に気をつけたいのが、アプリをインストールさせてからの「課金」への誘導。指紋認証は一瞬なので、気づかないうちに課金されてしまったという事態は避けたいところです。

よくわからないアプリはなるべくインストールしないようにしましょう。

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