ニンテンドーSwitchのどうぶつの森ダイレクトを見て、最近そういえばSwitchやっていないなぁとしみじみ感じました。
というのも、実はSwitchのコントローラー(ジョイコン)の挙動がおかしくてやる気にならないという理由がありました。
任天堂に修理を出すという手があるのですが、今回は自分で直してみることにしました。そして直した結果、ジョイコンは完全に直り、しかもたいして難しくもなく、値段は1,200円かからないという、とんでもなくコスパ良しでした。
お金かけたくないけどジョイコン直したいという方は、ぜひチャレンジしてみて下さい。
ジョイコンのスティックは壊れやすい?
ニンテンドーSwitchのジョイコンは壊れやすいという噂が出ています。実際に私のジョイコンも、1年過ぎた辺りからおかしくなってしまったので、噂ではなく本当のことだと思います。
ジョイコン壊れるとどうなる?
左ジョイコンが壊れやすいと噂されていましたが、私の場合壊れたのは右ジョイコン。
ジョイコンのスティックが勝手に動いてしまうといった症状です。設定からスティックの調整や更新を行っても無駄でした。
壊れたとはいえ、スティックだけなので無理やり使うこともできますが、キャラクターなどが勝手に動いてしまうのでやはりストレスになります。
任天堂で修理に出すデメリット
- 修理費が高い
- 送料がかかる
- 梱包、発送する手間がかかる
- 修理までに時間がかかる
メリットと言えば、正規で修理するので間違いがなく、安心感があります。
任天堂公式サイトでチェックすると、ジョイコン修理費は税込み2,200円。しかもこれは、Joy-Con 1本の場合の価格です。左右セットの部品修理・交換の場合は、2本分の価格が必要になります。
ということは、2本直す場合だと4,400円かかってしまいます。これに、保証期間外だと発送時の送料は元払い。宅配便で送っても最安で600円くらいかかるのではないでしょうか。そうすると、全てコミコミで5,000円いきます。高いですね〜・・。
ジョイコン修理ツールでジョイコンを自分でサクッと直す方法

私が使ったのはこちらの商品。たった1,200円ほどで、ジョイコン修理に必要なツールが全てセットになっています。(価格は変動していますが1,200円前後です。)
修理ツールは検索すると色々出てきますが、私は↑の物で完全に直したので、迷われた方はチェックしてみて下さいね。


- Y字、+ドライバー1本ずつ
- ピンセット
- 青いヘラ
- 三角ヘラ
- スティックカバー3色2個ずつ(計6個)
- 【スティックの替え(左右関係なく2個)】
- 【+ネジ2個、Yネジ4個】
【】の中に書かれているものは透明の袋に入っています。開けると小さ〜〜なネジが飛び出してきますので、机の上など落ちても拾いやすいところで開けてください。
どちらのスティックが壊れているか確認しよう

Switchの設定から、コントローラー→スティックの調整でどちらのジョイコンがおかしいのか確認しておきましょう。私の場合は、右のジョイコンがおかしくて、スティックに触れてもいないのに勝手にスティックが反応して動いていました。
ということで、今回は右のジョイコンスティックを修理していこうと思います。(※左の場合、ネジの箇所などが違っています。別ブログをご参考にお願いいたします。)
【重要!】まず最初に注意しておきたいこと
ジョイコンのカバーを開けて中身を取り出したりしていきますが、プラグ関係がビロビロとたくさんあります。
もちろん、外してはならないプラグもありますので、カバーやバッテリーを外す時に勢いよく外さないようにしてください。プラグが抜けてしまいます。
また、付属のピンセットだとツルツル滑るので出来ればお手持ちのピンセットを用意されておくとスムーズです。
外したネジはかなり小さくて簡単に失くします。白い下敷きの上や、慌ただしくないところなどで作業を行うことをオススメします。トレーなどがあっても良いですね。外したネジは全て一緒にしないで下さい。箇所ごとにネジも違います。
- カバーやバッテリーを外す時、勢いよく外さないこと(関係ないプラグなどが抜けてしまうため)
- 付属のピンセットは滑りやすいので手持ちのピンセットも用意する
- 外したネジが行方不明にならないようにする。また、どの箇所で外したネジなのかきちんと把握する
ジョイコンのカバーを開ける

まずはカバーを外していきます。ドライバーは2本入っていますが、ここで使うのはY字ドライバーになります。+ドライバーだと外れません。

ネジが4本外れたら、青いヘラを隙間に差し込んでてこの原理でカバーを外していきます。
カバーを外す時、勢いよく開けないようにしてください。中のプラグが抜けてしまいます。ゆっくり取り外しましょう。
バッテリーを外す

カバーを外すと、バッテリーが見えます。これも青いヘラでてこの原理で外していきます。粘着テープでくっついているので、多少硬いのでご注意を。

バッテリー下のカバーを外す

バッテリー下のカバーを外していきます。写真の丸で囲った部分のネジ3本を、+ドライバーで外していきます。

細かい溝にネジが落ちてしまっても、ツールキットのドライバーは磁石になっていてくっつきます。便利ですねー。
【難しい箇所1】スティック部品から伸びるプラグを外す

個人的にはここが最難関でした。バッテリー下のカバーを外すと、いよいよジョイコンスティックの部品が見えてきます。(写真青い丸で囲ったところがスティック部品)
スティック部品から伸びている左下のプラグを外していきますが、まずはプラグ先の黒い爪を起こします。

ピンセットを使い、黒い爪のところを起こします。爪の左側から、ピンセットを差し込んで持ち上げるように起こします。軽い力で大丈夫でした。

プラグを引っこ抜いていきますが、これが硬かったです。付属のピンセットだとツルツル滑って上手くいきませんでした。お手持ちのピンセットを使うことをおすすめします。
スティック部品のネジを外す

写真の赤丸のところのネジ2本を+ドライバーで外していきます。
スティックを外す

スティックをななめに角度をつけたりすると、外れます。これでようやく、ジョイコンスティックを外すことが出来ました。
この時、スティックを外したところの黒い輪っかの部分がヨレてめくれていたりしたら、ピンセットで綺麗に貼り付けて下さいね。
スティックをはめる

新しいジョイコンスティック部品をはめ込みます。キットには2個入ですが、左右差はないので、どちらでもOKです。
スティック部品のネジをつける

2箇所にネジを+ドライバーでつけます。
【難しい箇所2】スティック部品から伸びるプラグをつける
ここがまた最難関。プラグを白い爪に差し込みます。まずは写真のように、プラグを白い爪に引っ掛けて、ピンセットで押し込むようにします。「グッ」と入った感じはしますが、カチッとかはならないのでなんとも手応えのない感じ。
プラグを差し込めたら、黒い爪を倒します。

バッテリー下のカバーをつける

カバーを取り付け、ネジを3本+ドライバーで取り付けます。
四角いパネルのついたコードが外れてしまったら


バッテリーをはめてカバーを取り付ける
バッテリーをはめ込み、外側のカバーを4本ネジで(Y字ドライバーで)取り付けて終わりです!お疲れさまでした。

スティックの補正で仕上げを行う

スティックの部品を交換しましたが、これだけでは直っていません。
設定からスティックの補正を必ず行ってください。Xボタンを押して補正しましょう。
修理した結果、超快適に!

もうサックサクの操作感ですよ〜。スティックがおかしい方はやる価値ありです。
修理キットはまとめて取っておこう

もともと入っていた袋がチャック付きなので、使い終えたツールは全てここに入れておきましょう。
スティック部品は2個入っていますので、またスティックが壊れた時に使えますよ!この場合スティック部品に左右差がないため、また次回右側を直すこともできます。
【おまけ】付属のスティックカバーがなかなか良い

スティックカバーがついていたので、せっかくなので付けてみました。これがなかなか良くて、スティックのホールド感がより増す感じです。
普通に買ったら数百円とかしそうなので、ちょっとオトク感ありますよね!
まとめ
しばらくはスティックがおかしいまま使っていたジョイコンですが、やっぱりストレスになりすぎて、スイッチ自体を遊ばなくなってしまっていました。
任天堂に修理を出すにも面倒くさいし高いしで躊躇していましたが、今回こんな簡単に修理できてしかも安く、今回は右スティックだけ直したのでもうひとつ部品があまっているのでまた次回使うことができます。
これでたったの1,200円程度はかなりのコスパ良しです!満足。