部屋がシーンとしているのが苦手!ちょっとくらい雑音があったほうが集中できたりしませんか?
夜寝る時も、除湿機を稼働させてブンブンうるさい中のほうがよく眠れたりします。
こういった機械音みたいなものを常に鳴らせておけるアイテムってないかな?と探したところ普通に売っていました。
その名もホワイトノイズマシン。(ホワイトノイズ発生器)朝作業する時と、夜眠る時の2パターンで試してみたのでレビューします。
ホワイトノイズマシン開封



内容物
- ホワイトノイズマシン本体
- MicroUSBケーブル
- 袋
- 説明書
- 保証書
スペック
- 高さ5.8cm 直径11.1cm
- 重さ309g
- イヤホン対応
- バッテリー内蔵
製品デザイン




電源プラグとバッテリーについて

出力はUSBケーブルとなっていて、ケーブルのみで電源プラグは付いていません。注意点としては、※本製品の入力規格はDC5Vとなっています。出力5V以上のUSB電源を使わないでください。とのことなので、急速充電のできるUSB充電器は避けたほうがいいです。
バッテリーは内蔵?どうやって充電するの?
この商品は、充電しながらでも使えます。特に持ち運びなどしない場合は電源に接続しっぱなしになると思います。
また、一回の充電で10時間以上再生できる「リチウム電池」が内蔵されているので、自宅等で充電しておけば持ち運びにも便利。


充電のインジケーターは2種類の色で判断できます。赤色が充電中。緑色が充電完了の状態をあらわします。
電源プラグに繋ぎっぱなしで使用するなら、赤もしくは緑ランプがついた状態で、電源ボタンを2秒長押しで電源がONになります。

充電が終わったら、電源プラグから抜くと緑色のランプが消えます。ランプがなにもついていない状態で、電源ボタンを2秒長押しすると電源がONになります。(バッテリーモード)
バッテリーモードでは充電の残量は分からないので、大体10時間後くらいに切れると思っておくと良いと思います。
- 赤ランプ=充電中、緑ランプ=充電完了
- ランプの色は充電中か充電完了なのかのサインで、電源のオンオフの色ではありません
- 電源は2秒長押しでオンオフできます
各ボタンの説明と音の種類


- 自然音ボタン
- ファン音ボタン
- ホワイトノイズボタン
- タイマーボタン
- ボリュームダウンボタン
- ボリュームアップボタン
- 電源ボタン
- 30分間タイマーのインジケーター
- 60分間タイマーのインジケーター
- 90分間タイマーのインジケーター
- 3.5mmイヤホンジャック
- 入力ポート
- 滑り止めゴム
- 内蔵リチウム電池
- ケーブル溝
ボタンが色々付いているのでややこしそうですが、覚えてしまうと簡単に操作できます。音とタイマーは、押す回数で音や時間が変わります。タイマーは30,60,90のランプが光るので分かりやすいですね。
音は「自然音・ファン音・ホワイトノイズ」の3種類が入っています。追加したり削除することはできません。
- 自然音:「小鳥の囀り」、「海の波打ち」、「川のせせらぎ」、「母の胎内音」、「睡眠オルゴール」、「虫の鳴き声」と「夏の雨と雷」の上、更に「篝火の音」、「時計の振り音」と「汽車の音」
- ファン音:7種
- ホワイトノイズ:「ホワイトノイズ3種」「ピンクノイズ3種」「ブラウンノイズ1種」

各ボタンを押していくごとに、音の種類が変わります。気に入った音を探してみてください。
ちなみに私のおすすめは自然音の「夏の雨と雷」と、ブラウンノイズです。焚火の音は夜に流すと雰囲気出るので癒やされますよ。
ホワイトノイズって効果あるの?

昼間と夜間の両方、付けっぱなしにして試してみました。音はブラウンノイズに設定。音は、ボリュームダウンボタンで一番最小(無音)にしてから、ボリュームアップボタンで4回押した音量にしました。
「ざーーーーー」という低い音で、昼間はマシンの真横で作業してもほとんど気にならないノイズです。除湿機や扇風機などを付けている音と同じ感覚なので、「うるさい」ということはありません。
夜間は音量4だとちょっとだけ気になるかもしれませんが、このままでも普通に眠ることができました。マシンから離れると「空気中の雑音」みたいな感じで馴染み、気になりません。シーンとしているよりかは遥かに眠りやすいです。
個人的に「シーーーン」としている部屋が苦手なので、ノイズ音を意図的に作れるのは有り難いです。
ホワイトノイズの効果は脳に良い?
日常の音が気になってしまうのは、「シーン」としすぎているからだそう。静音の中ではどんな音も悪目立ちしてしまいますよね。
ホワイトノイズは雑音を作り出し、日常の音をカモフラージュしてくれます。「雑音を作り出すほうがうるさいんじゃないの?」と思ってしまいますが実際には逆で、「ひとつの音に集中させない」ことで気が散ることを防ぎます。
ホワイトノイズを使うのはこんな時がおすすめ
- 勉強やPC作業などの集中したい日中
- ぐっすり眠りたい日の夜間
- シーンとしすぎて耳鳴りがする時
- シーンとするのが落ち着かない時
- 近所の騒音でイライラする時
※耳鳴りや近所の騒音トラブルについてはホワイトノイズマシンだけでは解決できないと思うので、あくまで軽減するくらいです。
また夜間だったらホワイトノイズマシンだけに頼らず、遮光・防音カーテンもおすすめです。実際に私も使っています。意外と窓から音が入ってくるので。
まとめ:ホワイトノイズは日常にあってもいい
「シーン」としているのは確かに静かなんですが、思ったより疲れるし集中できないことが分かりました。
ホワイトノイズがあれば急な音も悪目立ちしにくく、集中することができます。遮光・防音カーテンと併せて使ってみると良いでしょう。