「ミニマリストらしい」という戦略にハマってない?

ちょっと高いけど、白くてシンプルで質のよい素材で…

ミニマリストは、視覚のノイズを減らしたい。だからこそシンプルで白いものを求めるんです。

良い素材のものって丈夫だから、長く使えるんですよね。

「ていねい」にお手入れして、くらしたい。

そういった物で、世の中は溢れてきました。

物を売る会社、企業ってすごい。マーケティングのちからってすごいんですよね。

よりミニマリストらしさを求めて、「ミニマリストらしいもの」を買おうと思っていると、飲まれてしまいますよ。

せっかくだから、肩の力を抜き、自分らしさを追求していこうじゃありませんか。

目次

「ミニマリストらしい」ものを、企業や人は売りたがっている

ミニマリストらしいもの
  • 白を基調としたもの
  • 質の良い素材のもの
  • 高いが丈夫で長持ちするもの
  • 生活を効率化できる家電製品

ミニマリストらしいものって、こんなものたち。

やっぱり、ミニマリストには清潔感のある、視覚ノイズのない「白」が主流です。

素材でいえばコットンやシルク、丈夫で長持ちするのなら高くてもOK。

また、効率化のできる家電製品も人気だと思います。

ものだけじゃなくて、賃貸とかもそう。白基調で、すっきりした造りのお部屋。

…最近、ネット通販でも「ミニマリスト」というジャンルの家具も増えてきたし、個人でもミニマリストらしい物を紹介するひと(ブロガーなど)も増えてきたように思えます。

ただ、わたしが一言いいたいのは、「企業や人は売りたいだけ」だと思うってこと。

企業は儲かってなんぼの世界。利益がないのなら紹介する意味もないので、言葉的にも流行りはじめた「ミニマリスト」という単語で集客をしている。

ブロガーでも、自分がいいと思った商品を紹介したいひとだって、やっぱり売りたいという気持ちが根っこにはあると思うのです。

クボヒロ

企業や人は、「ミニマリストらしいもの」を売りたいんだよね。

…で、それの何が問題なの?ってところですが、

「ミニマリストらしいもの」だけを追い求めてしまうと、こういった企業の戦略にみるみる吸い込まれがち。

欲しくないものも買ってしまったり、どのアイテムが自分にとって買うべきものなのか、分からなくなってきてしまう。

「ミニマリストらしいもの、ありすぎでしょ!」

って苦しくなってしまう。

企業のマーケティングはおろか、個人ブロガーでさえも、ものを売るセンスがすごいあるからなんだよね。

無理に、「ミニマリストらしいもの」を追い求めなくてもいい

別にレインボーだっていいじゃない

極端に言えば、「ミニマリストらしさ」なんて人それぞれ。

なので、ミニマリスト主流の「白、シンプル、質の良く、長持ち、効率的」…というものを追い求めなくても、大丈夫ですよ。

カラフルなものを取り入れたっていいし、

価格が安く、質のよくないものだっていい。

ていねいな暮らしをしたい人が、キャンドゥのグッズを使ってたっていいんですよ。

無理やり、ミニマリストらしいものを取り入れなくたっていいと思います。

本当に大切なのは、次のもくじのこと。↓

ミニマリストらしいものは人それぞれ《自分にとっての心地よさ、大事》

「ミニマリストらしくならなきゃ…だから、白っぽいものを集めよう!」という考え方は、あんまり良くないです。

それよりも、自分が好きないろ、落ち着くもの、使い心地のいい素材。

それが基準でもいいと思うんですよね。

企業やミニマリストブロガーが紹介するものは、あくまで「ミニマリストらしいもの」の紹介。

確かに、ミニマリストらしいのかもしれない。でも、そこにあなたの気持ちは入っていません

ミニマリストらしいものにだって、自分にとったら、嫌悪感を抱くデザインのものだってある。

それなのに、「でもミニマリストなデザインなんだしなぁ…」と無理に取り入れようとしては、だめなんです。

何を一番重要視するか?を決めてみよう

企業や他人が紹介した「ミニマリストらしいもの」でも、自分にとって「良い」と思えれば、なんら問題ないんですよね。

でも、人が考えたミニマリストらしさを、そのまま取り入れようとすると、失敗しやすい。

失敗というのは、自分の生活の合わなかったり、使いにくかったり、やっぱりデザインが気に食わなかったり、のこと。

買い物をするときに「ミニマリスト」というジャンルで絞るのはいいと思うけど、

結局のところ、最終判断は自分にあるんですよね。

思考停止でミニマリストらしいものを買うのではなく、ミニマリストらしい上で、自分にとってはどうなのか、考えてみましょう。

まとめ

「ミニマリストらしいもの」なんて、もうすでに巷に溢れすぎている。

だからこそ、「どれを買えばいいのか分からない」「もっとミニマリストらしいものがあるかも」…と、キリがない状態になって、苦しくなってきてしまうのです。

ストレスを軽減するために、ミニマリストになっているのもひとつの理由だと思うんです。なのに、「よりミニマリストらしいもの」を求めて、苦しくなっちゃうのは、本末転倒。

よくありがちな「白ベース」も、自分に合わないと思うのであれば、選択しなくてもいいんですよ。

例えばわたしも、ミニマリストだけど、「白」という色には本当はこだわらなくてもいいやって心の中で思っていたようなんです。(途中で気が付きました)

色よりも、そのものを見たときのパッとしたインスピレーションが大事でした。

あと、服や靴。丈夫で、革なんかで育てて長く使って…っていうのは、わたしには無理だった!!ドーン!

わたしの場合は、服や靴に求めるのは価格がそれなりに安く、機能性があってそれなりに丈夫で、あと奇抜なのは避けたくて無難なほうがいい。

家電でも、すべてを効率化しなくていい。効率化重視のミニマリストブロガーさんに、影響されすぎないでね。

クボヒロ

自分のとっての心地よさの延長線上に、ミニマリストらしさがあっていい

人が考えたミニマリストらしさを選ぶな、と言っているわけではなく、「最終的に自分がしっくりきたか」というところがポイント。

どんなものを選ぼうが、あなたは完全にフリー。

売りたいだけの企業や、個人ブロガーは、ほんとうに売るのがお上手なの。だからこそ、「自分がなにを一番求めているのか」っというところを、明確にしてみましょう。

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