過去に後悔、未来に不安…
この状態ってほんとうにシンドイですよね。
例えば、重要な課題を大きな山に例えると、「登らなきゃ」とは思っても、その高さに足がすくんでしまいますよね。
でも、まず始めるのは「登る」ではなく、「一歩踏み出す」ことからなんです。
このページでは、未来に不安があるからこそ、「今」を大切に生きるべきなんだよね、といったことをお話しています。
また、「今この瞬間」を過ごしやすくするためのヒントも書きました。
漠然とした不安を消そうと躍起になるのではなく、「今」にフォーカスしていきましょう。

この記事を更新しているクボヒロと申します。
夫婦でミニマリスト、現在はURで質素にくらしています。
ミニマリスト7年越えをいかした情報を発信中
未来が不安だからこそ今を生きるべき理由

当たり前のことではありますが、過去も未来も変えることってできないんですよね。
ただ、だからと言ってそんなに悲観的にならなくてもいいと思います。
なぜならば…実は、過去も未来も自分次第で変えることが出来るからです。
ちょっと今さっき言ったことと矛盾はしているのですが(笑)、…過去も未来も変えられます。
この理由として、実は人間の脳みそって、いい加減と言われているのです。
「今」が幸せだと、過去にどんな辛いことがあっても、「あぁ、昔はこうだったんだよなぁ」というふうに意味づけをするようなんですね。
逆に、今が辛いものだと、「今もダメだし、過去もだめだ…」というように、ネガティブな方向へばかり考えてしまいます。
これは未来にも同じことが言えて、今が幸せなら、未来も楽観的に見ることができ、結果的に未来に不安を感じることは少なくなります。
…ということは、「今」をどうするか。ってとても大事なことなんですよね。
今が幸せと感じられるためにはどうしたらいいのか?…というところを、これからお話ししていきます。
皆さんに少しでも、ヒントになれば幸いです。
どうしたら「今」に意味を見出せるか?

過去の失敗にずっと悩み続けたり、将来に対する漠然とした不安って、すごく嫌なものですよね。
でも、そんな時こそ「今」に集中すべきなんです。
過去も未来も、「今」という瞬間が積み重なってできるものだからです。
今に集中できれば、過去や未来について考える時間も減りますし、行動することによって充実感が得られ、結果的に幸せを感じやすくなれます。
「今」にフォーカスしやすくるためのヒントは3つ。
- ひとつひとつに集中する
- ポモドーロ・テクニックを試す
- 逆算思考をする
一つずつ説明していきますね。
ひとつひとつに集中する
今やっている、またはこれからやりたいと思っていることについて、なるべく「そのことだけ」にフォーカスして行っていきましょう。

とは言っても、それが難しい…。できるのなら苦労しないよーー
なので、まずは下記の二つを試してみて欲しいんです。
- スマホをいじる時間を減らす
- マルチタスクをやめる
スマホは、無意識に脳を疲れさせる原因の一つとも言われています。

よく、仕事の昼休みにダラダラスマホをして休憩している…という方もいらっしゃるとは思うのですが、これって脳みその処理が激しく、すごく「脳疲れ」する原因なんだそう。
要するに、休憩だと思ってスマホをだらだらいじっている時間が、脳疲労をどんどん蓄積させていて、結果的に休めていないんですね…。
また、人間はマルチタスキングがとても苦手と言われています。
今はスマホやらタブレットやらPCやら…動画を見ながら調べものをしたり、ソシャゲの宝箱を開けたり…と、めちゃくちゃ忙しいですよね。
これらの2つは、無意識レベルで脳疲労を加速させています。
その結果、体や心は元気と思っていても、脳は疲れているため、「なんだか集中できない…」といった状態が続いてしまいます。
集中ができないと、「今この瞬間」のことをやる余裕もなく、ついつい「過去にこんなことがあった…将来も不安だ…」と、考えてばかりの方向にいってしまうんです。

なにかに集中して動くより、じっとして考えるほうがラクだからです。
まずはスマホやマルチタスキングをやめ、脳疲労を軽減させて、「今やること」に集中し、それだけに取り組むようにしてみましょう。
ポモドーロ・テクニックを試す
スマホやマルチタスキングをなるべくしないようにして、脳疲労を軽減させても、人間の集中力がず〜〜っと続くことってないんですよね…
でもがっかりしないでください。ポモドーロ・テクニックは効きますよ!
集中する時間と休憩する時間を、交互に繰り返すこと。
25分の集中→5分の短い休憩が効果的。
…とこんな感じのテクニックです。
私もポモドーロ・テクニックを実践したところ、すごく効果が出ました。
ひとって、つい、「仕事は8時間きっちり集中!」とか「勉強は5時間やるぞ!」とか、まとまった時間をやろうとして、結果的に途中で飽きたりしてしまうんですよね…
それは人間の脳が、長時間同じことをやり続けるのが苦手って言われているのですから、仕方のないことなんですよね…
なので、飽きる前に休憩を挟む。そうすると、休憩に飽きるから、また作業…と、こんな感じで無限に繰り返せます!

ちなみに私は25分とか決めていなくて、「飽きたら」とか「行き詰まったら」を目処にしています。

逆算思考をする
「今」に集中しようとすると、つい「今、何をしようかな〜〜」と考えてしまいがち。
それだと、何をするか思いつけない場合、また過去や未来について考えるループに陥ってしまいます…。
なので、「逆算思考」をしてみることをおすすめします。
「自分はこういう目標があるのだけど、成功させるためにはどうしたらよいかな?」と具体的に考えます。
- 英語を話したい → けど、何をしていいのか分からない…
- TOEICで900点以上を取る! → TOEICの参考書を買って、TOEICに特化したYoutuberを見よう!
逆算思考について詳しくは別ページに書いています。
「今…今…」と、今にフォーカスしたはいいけど、今なにをしたらいいんだろうって考えてしまったら、「やりたいことを具体的に」思い浮かべて、そこから逆算してみてください。

まとめ
「今」の連続が、過去も作っているし、これからのあなたの未来になっていきます。
確かに、将来は不安です。漠然としてますよね。
「どうしよう…どうしたらいいんだろう…」とそんなことばっかり考えてしまい、また今日いちにちが過ぎ去ってしまいます。
そしてそれが積み重なっていくと、それが「未来」となってしまいます。
なので、未来について考えるのを辞めて、「今」にフォーカスするようにしてくださいね。
よく、「将来が上手くいってから」とか、「軌道にのったら◎◎しよう」とか、成功してから色々やろう!と思っている人がいるんですね。
成功する目処を立てていればいいのですが、取らぬ狸の皮算用、つまり、計画ばかり立てて、行動しないのでは全く意味がないことです。
「成功してから!」と思っている今この瞬間でさえ、もう過去に自分になっていっています。
「こうなったらいいな〜」とぽや〜〜と理想ばっかり立てていても、未来はそのとおりにはなりません。
逆に言ってしまえば、行動せずに計画や理想ばかり立てていると、未来への不安は大きくなってきてしまうんです!
叶えたいと思ってる自分と、叶わない(行動できない)自分のギャップが大きすぎるからなんですよね。
未来への不安って、実は自分自身で作り出しているとも言えるんですね…
だから、「将来が不安で仕方ない」と思っている人こそ、「今」に集中して生きていくようにしましょう。
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