手段と目的を履き違えてしまったときに考えたいこと

…こんなツイートをしました。

「手段と目的がごっちゃになってしまっている」といった内容です。

生活をよりよくしたいとか、もっと生産性をあげたい、効率よく生きたい、と思う人はたくさんいますよね。

でも、だからといって、そういったノウハウを調べたり取り入れようとしているうちに、いつしか「手段が目的になっちゃってるよー」といった困ったことが起きるのです。

手段は、あくまで目的を達成するために存在するいわば「ツール」。

いつまでも目的を達成できずに、ツールばっかりにこだわるのも良くないですよね。

そういうときは、初心に戻って、「わたしの目的っていったい何だった?」と自分に問いかけてみませんか。

目次

人は、たまに手段と目的がごっちゃになってしまう

例えばわたしの例を紹介します…

  • iPadの使い道
  • ブログのツール選び
  • ミニマリストになる方法

最近iPadを使う機会があったのですが、「使いこなそう」としてばっかりです。

そこには、「iPadは決して安いものではなかったのだから、ちゃんと使いこなさなきゃ!」という気持ちが隠れていました。

また、ブログ更新のためのツール探しもそうです。

「下書きツールは、どんなものが効率的かな?」ということばかり考えて、肝心のブログ更新ができていません。

そして、よりよいミニマリストになるために、ミニマリストについて調べまくることもそうです。

調べ物をしている時間は楽しいので、いっけん、問題ないように思えるのですが、インプットばかりでアウトプットができていません。

つまり、調べておしまい。

調べた情報を、自分の生活に取り入れてこその手段なんじゃないのかな?って思うのです。

手段を目的としてしまうのは、実はやりたくないから?

こうした「目的のための手段さがし」って、本当は自分はその目的を達成したくないからじゃないか?とも思えるのです。

「いやいや、目的を達成するために、手段という知識を取り入れているんじゃないの」って思うかもしれませんが、

じゃあなんで、いつまでも目的を達成できないの?と問われると、つい黙りこくってしまいます。

わたしの例だと、iPadの使いこなし、ブログの更新、もっとミニマリストになる方法。

iPadを使いこなしたいんであれば、iPadを使いこなせばいいわけだし、ブログ更新したいんだったら更新すればいい。ミニマリストになりたいのなら、なればいい。

でも、ついつい手段ばっかり調べちゃいませんか?

本当はiPadを使いこなしたくないのかもしれない、ブログを更新したくないのかもしれない、ミニマリストになりたくないのかもしれない…

このページを読んでいるあなたは、どうでしょうか。やりたいことをやれていますか?

手段を、目的を達成するために使えていますか?

«解決策» 改めて、本当にそれがやりたいことなのかを考えてみる

手段を目的にしちゃっていると、いつまでたっても目的は達成できないまま。

なんとなく調べているだけでは、自分の生活は良くならないように思うんです。

そういうときは、あなたにとって、「本当にやりたいことって?本当に伝えたいことって?」というものを、改めて考え直してみるべきなのではないでしょうか?

例えば私の場合だと…

  • iPadを使って、メモを書きたかったので、メモを書く
  • 「執着を手放す」ことについて、発信したいからブログを更新する
  • ミニマリストになりたいのなら、そのノウハウを実際にくらしに取り入れてみる

どういう方法で?…というものはひとまず置いといてもいいんです。

それは、やりたいことをやっているうちに、自然とぶつかる道だと思っています。

例えば、iPadでメモを書いてみたけど、このメモアプリが使いにくいから調べよう。→メモアプリの候補をいくつかピックアップしたので、ひとつずつ使ってみよう。…といった感じ。

また、私にとって「もっとミニマリストになりたい!」というのは、深くさぐれば「もっと効率よく…もっといいものを…」といった執着だったことがわかりました。

なので、ミニマリストなりたいのではなく、もうなっていて、それを自分なりに楽しもうと思いました。

情報は、最初から「使いこなそう、知識をたくさん取り入れておこう」というとキリがないし、それが行き過ぎると、「手段が目的」となってしまうわけなんです。

手段と目的を履き違えないようにしていきたい

手段はあくまで、目的を達成するまでの道のり。

本来やりたいことがあるのなら、まずはやってみよう!

そこで、不具合が出たら手段について考えましょう。でも、考えすぎないように。

手段は使ってこそ役に立ちます。

「目的を達成するためには何が必要?」と逆算して考えることで、手段を手段として使いこなすことができるようになります。

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