「自分ばっかり頑張って、相手はなんにもやってくれない!」
…と思ってしまったことはありませんか?
確かに、自分があくせく洗い物をしているときに、相手がスマホしながら「ギャハハ〜」なんて笑っていたら、ちょっとムカッとくることもありますよね。
ちょっとは手伝ってよ…と、心の中でムッとしてしまうんですよね。
そんなお悩み(苛立ち)について、解決していきます。

この記事を更新しているクボヒロと申します。
夫婦でミニマリスト、現在はURで質素にくらしています。
ミニマリスト7年越えをいかした情報を発信中
他人が遊んでいる・怠けていることが許せない?!

例えば、自宅で夫だけゴロゴロとスマホやゲームをやっていて、その傍ら、自分が家事炊事などをやっていると、
「自分ばっかり頑張ってる!ちょっとは、手伝ってよね…」なんていう気持ちになっちゃいません?
その気持ち、ぜひ解消していきましょう。
だって、自分ばかりストレスをためていたって良くないですし、もしかしたら相手も居心地悪く感じているかもしれないですからね。
そもそも、他人がなにをしていようと、あなたには関係のないことなんです。
「自分が努力していて、他人が遊んでいることや怠けていることが許せない」というのは、あなたの価値観上のことでしかないんですね。
とはいえ、そのやりきれない気持ちに蓋をしてしまっては、いつか爆発する日が来るだけ…
そこで、「自分軸」を見つめ直すことをおすすめします。
他人がどうであっても「自分軸」で生きるポイント

他人がどうであっても「自分軸」を大切にするには、
- 課題の分離をする
- 「見ない・聞かない・お願いをする」
この2つはとても重要です。
他人の自由を尊重し、なおかつ、自分にとってストレスのたまるものを上手に遮断していきましょう。
課題の分離をしよう
課題の分離とは、アドラー心理学が提唱したものです。
あなたの課題 ≠ 他人の課題
…というシンプルな考え方のひとつなんです。
あなたの課題は、他人の課題ではないし、他人の課題も、あなたの課題ではないですよ〜〜ってことです。
では、あなたの課題とは?他人の課題とは?…というところですが、簡単にざっくり説明すると、
- わたしが、家事や炊事をすること=自分の課題
- 夫(相手)が、スマホをしながらダラダラごろごろすること=相手の課題
…ということなんです。
「アドラー心理学の課題の分離」では、自分の課題と相手の課題をきちんと切り分けていかなければなりません。
逆に言えば、この切り分けができていないと、相手に対して「どうして私ばっかり!」「隣でうだうだされてるのムカつく」と、なってしまうんですよね。
「課題の分離」をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記の書籍を一読してみてください。

見ない・聞かない・お願いをする
上記の課題の分離をしたとしても、やっぱり相手がゴロゴロしている横で、「勉強頑張ろう!」とか、そういう気持ちになれないものですよね…
「自分もゴロゴロしちゃおっと!」っていう誘惑にもなっちゃいますし、
ひどいときは、「わたしばかり勉強している!なぜ、相手はこんなにも怠けているんだろう!」と、腹が立ってきたり…
(はい、ここでまた、きちんと課題の分離をしましょう。笑)
とはいえ、課題の分離は、自分と相手の課題を切り分ける方法であって、自分の気持ちに蓋をしなさいというわけではありません。
どうしても集中したいときや、相手の行動が鼻についてしまうときは、「見ない・聞かない・お願いをする」を実践してみてください。
相手の情報を徹底的に遮断する方法、と思ってもらえたらわかりやすいと思います。
例えば、
- 相手とは別の部屋に行く(もしくはいったん、相手に出ていってもらう)
- ノイズキャンセリングのイヤホンなどで笑い声などを遮断する
- 自分のやっていることをお願いして手伝ってもらう
…などですね。
ダラダラしている姿を見たくないのであれば、見ないようにし、笑い声が癇に障るようであれば、遮断するようにします。
また、家事や炊事などでイライラしてしまう場合、そもそも役割分担がきちんとできているか?というのも見直してみてくださいね。
もちろん、自分ばかりと思ってしまったときは、素直に「これ手伝って」「あれやってきて」というようにお願いするのもいいですよ。

「お願いスキル」も磨いていってね。
自分も押し付けられないし、相手にも押し付けないことが大切

「相手が頑張っているんだから、わたしも頑張らなきゃ」
「相手が怠けていると、なんだか自分もやる気出ないわ…」
…といった考え方は、課題の分離ができていないから、ということもあります。
こういう考え方の人はつい、相手に自分の価値観を押し付けがちで、また逆に「押し付けられている!」と強く感じる人でもあります。
- 押し付けない
- 押し付けられない
という考え方にしていくと、「他人が遊んでいる、怠けている」といったことにも、イライラ、ざわざわといったネガティブな気持ちは薄れてきますよ。

まとめ
相手が怠けていたり、遊んでいたりするのが許せない人は、課題の分離ができていない可能性が高いです。
自分と相手の課題をきちんと切り分けて考えるようにし、
自分でやると決めた家事や炊事については、「相手にやらされている」とは思わずに、「自分で選んでやっている」と思うことで、イライラも減ってきます。
どうしても目についてしまうときは、「見ない・聞かない・お願いをする」をやってみましょう。
「相手が頑張っているのだから、自分も…」なんて、思わなくていいんですよ。
あなたが頑張りたいのなら、あなたのペースで頑張ったらいい。
頑張りたくないのであれば、たとえ他人が頑張っていようとも、ダラダラしたっていいんですよ。

他者中心に生きすぎないでくださいね。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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