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ミニマリストでも写真は捨てないで!《クラウドと写真整理のコツ》

写真の整理方法について悩まれているミニマリストの方は少なくないと思います。

実際に私も写真整理に悩み、数ヶ月悩み続けて時間を無駄にしてきたと感じました。

ミニマリストの写真整理方法は、とても極端です。

  • 完全に捨てる
  • すべて取っておく

黒か白しかない?いえいえ、そんなことはありません。

今回このページでは、ミニマリストでも写真を捨てなくてもいい理由と、後悔しない捨て方を紹介します。

ミニマリストだからって、写真、無理に捨てないでくださいね。

目次

ミニマリストさん、写真捨てなくて大丈夫!

写真の整理ってどうしたらいいのか悩みますよね。

私は実家に、昔の写真(現像されたフィルム写真)が約3,000枚ほど、スマートフォンの中には約33,000枚ほどの写真データがありました。

現物の写真だと、家の中を圧迫するし、かといってスマホ上のデータだと容量を圧迫してしまいます。

悩みすぎて疲れ、一度全ての写真を消しました。

その瞬間、とても後悔しました。なので、データのバックアップで復旧することにしました。

ローランド氏(俺か俺じゃないかの人)によると、写真で残しておかないと思い出せないような思い出は必要のないものらしいです。

確かに、ミニマリスト的にはとてもしっくり来る言葉です。物を残さず、心の中に収納しておけば、本当にかさばりませんから。

しかし、ふとある時私の母親が発言した「写真見返したい時だってあるじゃん!」という単純な言葉にハッとしました。

心の中の思い出として残るのは、どうしてもやむを得ない事態が起こった時なのかなと思います。
例えば、災害や操作ミスで写真を失ったりしてしまった時。

「消えてしまったものは仕方ない。でも、私の心の中にあり続けるからね」と。

それを、わざわざ自らの手で消すことはしなくても良いんじゃないかと思いました。

ただ、どうしても写真の収納に困ったり、スマホの容量不足に頭を悩ませている方もいると思うので、私がやった写真整理の対策法を紹介しますね。

ミニマリストが行った写真の整理方法(容量不足の解消)

私が行った写真の整理方法は下記の通り。

  • 現物の写真をスマホでスキャンする
  • スマホ内の写真をDayOneというアプリにアップロードする

これを行ったことで、現物の写真はスマホでらくらく家族にシェアできるだけでなく、保管していた写真も処分できてスッキリ。

また、ブレている写真や気に入らない写真などを整理でき、良い思い出だけが残り気持ち的にも嬉しくなります、スマホの容量不足も解消することができました。

Googleフォトスキャンで写真をスマホへ

まずは現物の写真をスマホでスキャンしていきます。
Googleの「フォトスキャン」というアプリを使えば綺麗にスキャンしてくれます。

一枚一枚めんどうではありますが、思い出を振り返る良い機会だと思って、家族と一緒に手分けしてやるのも良いかもしれません。

お正月なんかの集まった時に、イベントとしてどうでしょうか?

現物の写真は、遠くの家族にシェアしにくいですが、スマホデータであれば楽々シェアが可能です。この辺りもスキャンするメリットになります。

スキャンしたデータの写真は、iCloudの共有機能や、googleフォトやAmazonフォトなどでシェアしましょう。(私はAmazonフォトを使っています)

DayOneアプリにアップロードする

スマホ内にある写真データは、DayOneというアプリにアップロードすることで、端末から削除してしまって問題ありません。

こちら本来は日記アプリなのですが、写真やビデオをアップロードできる機能もあるため、実質「クラウド」としても使うことができます。

DayOneは、月々450円ほどでプレミアム機能が使えます。
このプレミアム機能は、「容量制限なしで写真や動画をアップロードし放題」という内容になっています。

Day One Journal: Private Diary

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iCloudやGoogle photosなどのクラウドサービスは、容量ごとに値段が決まっていますよね。

今はいいかもしれませんが、将来的なことを考えると「写真保管のために一生払い続けて行くの?」という不満も出てきます。

私は写真が36,000枚ほどあり、特に動画によって容量の圧迫が酷かったです。
iCloudに換算すると月に1,300円は課金が必要でした。

  • iCloud (2TB)1.300円 →年間で15,600円
  • DayOne (容量無制限) 316〜450円→ 年間で3,800円〜5,400円

その差は一目瞭然です。(DayOneは年間契約3,800円のプランがお得。)

DayOneに写真や動画をアップロードするためには、まずエントリー(日記)を作成し、そこに写真や動画を添付する形になります。

日記とはいえ、文章は全く書かなくてOKです。

私はこの方法で全ての写真データをスマホ本体から消すことができ、1,300円のiCloudも解約し、スッキリしています。
(アップロードするついでにブレた写真などの断捨離もできました。)

後悔しない写真の捨て方

写真を断捨離するときは、まず「ブレているもの」「似たようなもの」「なんとなく気に入らないもの」を見つけてみましょう。

ブレている写真や似たような写真が何枚もあるならば、それは捨ててしまってもほとんど後悔することがないでしょう。

また、なんとなく気に入らないものも捨てると良いことがあります。それは、思い出を見返したときに楽しい気持ちになること。
なんとなく気に入らない写真って、持ってても見返してもテンションが下がるんです。思い切って捨てましょう!

そして「写真を全部捨てしたいんだ・・」という方でも、まずはちょっと待ってください。

  • 現物の写真は、スマホで撮影してから捨てましょう
  • スマホの写真(データ)は、スマホのバックアップを取ってから捨てましょう

現物の写真を一枚一枚撮影なんて面倒だよ、という方は、片方の手で「動画撮影」をしながら、もう片方の手で写真をめくっていき、動画で残すようにしてみてください。

動画は停止機能があるので、パパっとめくってしまって構いません。

その動画1本あることで、捨ててしまったときの後悔も抑えられます。

人は、何のために写真を撮影するのか?

DayOneアプリのメリットは、容量制限のないところ。

iCloudでは2TBが1,300円で、その先のプランは今のところありません。
もし超えてしまったら、写真を保管できない?と考えるのも不満ありました。

最初はもくもくとアップロードし、淡々としたつまらない作業ではありましたが、途中から写真を振り返りつつ、少しだけコメント(日記)も書くようになり、「これが振り返るってことなんだなぁ」としみじみ感じました。

人はなんのために写真を撮影するのでしょうか?

改めて考えてみると、いろいろな理由があると思います。

ミニマリスト的には「写真は取らない主義」だったり、「全て消してスッキリする」という方法が一番好まれるのでしょうけれど、私はその方法はなんか寂しいなと感じてしまいました。

その写真自体には確かに思い出は詰まってはいないかもしれません。
けど、やっぱり写真を見ることで、思い出す「思い出」があるものです。

DayOneアプリは、日記としての機能もよく出来ていますし、まさに「振り返り」のツールとしては最高のアプリです。

「大量の写真整理って本当めんどくさい!忌々しい!」と思っていたのに、いつしか写真を振り返りながら整理することが楽しくなっていました。

ミニマリストとはいえ、写真は断捨離しなくても良いこともあります。

一生に一度の思い出です。後悔のないようにしてくださいね

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