現代社会では、成功、効率化、器用…と、そういう様々なものが求められていて、常に「進化しなければならない」というプレッシャーに追われている気がします。
自己啓発本があったり、YoutubeやSNSなどでも、他人の成功体験をサクサクっと見れてしまう。
だからこそ、「自分もこうならなきゃ」という圧力をとても感じやすいと思うのです。
けれど、一旦、休んでみませんか?
今回はそんなお話です。
現代社会での進化へのプレッシャーがすさまじい
なんだか最近の日本人って、常に進化を感じませんか?
自己啓発本なんかはかなり出版が増えてきたように思えます。
これは、人間がより良くなるために研究され、そのハウツーが書かれた本。
でも一方で、「良くならなきゃいけない」というプレッシャーにとらわれてしまうとも言えるのです。
Youtubeやブログ、SNSなんかでは、キラキラ系人間だけではなく、ズボラさんとかダメ人間とか、そういうたぐいの人たちも見かけるようになりました。
けど、そういう人たちでさえ、「発信」というもので成功しているんですよね。
「結局、全然ダメじゃないじゃん。」っていう、新たなプレッシャーが生まれる。
ズボラやダメ人間と言っている人が発信などで成功してしまっていたら、それすらもできない自分は何なんだろうって落ち込むのも無理ないんです。
こういうのを見続けていると、自分だけが世間に置いてけぼりになる感覚が芽生えてきます。
- 今日も、なにもできなかった…
- 良くならないと!成長しないと!
- 周りはあんなにすごいのに、自分はこんなにダメ
…っていうような、なんとも耐え難い苦しみが、現代にはあると思うのです。
良くなっていくことだけが人生なのでしょうか?
日々、成長して、人生を良くして、っていうのが人生のすべてなのでしょうか?
今、自己啓発やセミナーなどで色々なハウツーをたくさん学べます。
効率化を重視するグッズもたくさん作られています。
より短時間に、効率のよいやり方をして、より吸収して、より良くなって…
現代は、時間の進み方が凄まじく速いように思えます。
確かに「良くなる」ことは好ましいのかもしれないけれど、人生それだけじゃないはず。
たまには成長しない日があってもいいんです
私は、たまには成長しない日があってもいいと思うんですよね。
自己啓発本を「読まなきゃ」といって、自分自身にプレッシャーをかけない。
「せっかくの休みの日なのに、何もできなかった」って思う日があったっていい。
頑張りやで向上心が強い人ほど、何もできなかった自分を責めたりしてしまう。非生産性っていうものが許せなくなってしまう。
けれども、そういった思考は必ず、じょじょに自分自身の首を締めることになると思います。
非生産的な自分を認めることができる。っていうのは、とても心地よいものです。
ぜひ、意図的に試してみてください。
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