ミニマリストになる過程で、「なんでアレ捨てちゃったんだろう!」と後悔したものはありませんか?
本当に要らないと思って捨てたものでも、捨ててから分かることってありますよね。実際に、捨ててからやっぱり後悔して、結局また買い直ししたなんて経験がある人も多いはず。
このページでは、ミニマリスト歴10年の私が捨てて本当に後悔したものをお話させてください。
そして、「こんな風にすれば捨てずに済んだかも」という対策も一緒にお教えしたいと思います。
ミニマリストが捨てて後悔したもの5個

ミニマリストの私が捨てて後悔したものは全部で5個ありました。この中には捨てっぱなしの物もありますし、わざわざ買い直した物もいくつかあります。
- 自転車
- カーテン
- 過去の手帳やノート
- シーズンオフのよく着ていた洋服
- 他人のもの
なぜ捨てたのか、捨てなきゃ良かった理由とともに、ひとつずつ説明していきたいと思います。
自転車
「絶対にもう乗らない」と思っていたのですが、「やっぱり乗りたくなった!」と思ってしまいました。
特に、自転車を処分したのが夏頃だったので、夏の暑い時期に「乗りたくない=捨てても良い」と思うのは当然のことです。
しかし秋口頃になると涼しくなり、また乗りたいなと思うこともでてきます。私の場合は処分した自転車がまだ比較的キレイだったこともあり、捨てなきゃ良かったと後悔しました。
自転車を処分される方は、見た目はまだキレイか?だったり、暑い時期に考えてないか?と自問自答してみると良いと思いますよ。

ライフスタイルが変わりやすい方も捨てないほうがいいかも。捨てずに「実家に預けてもらえないか」など検討してみよう!
カーテン
遮光カーテンは一度処分したあと、また買い直しをしました。
冬であまり日差しが強くない日々が続き、洗濯する手間も考えると、カーテンって要らないのでは?と思って処分したのです。
しかし、夏になる頃には朝4時くらいに明るくなってしまい、眩しいどころかカーテンがないことにより部屋の気温も上昇。クーラーの温度を下げることになり、エコではなくなりました。
ミニマリストでカーテン要らないという方もいると思うのですが、夏場のことをしっかり想定したほうがいいですよ!

過去の手帳やノート
年末の大掃除のときに過去の手帳やノートを何も考えずに捨ててしまい、後悔しました。
中には今読み返すと恥ずかしい内容のものもあり、なんだか急いで捨てなきゃいけないような気持ちになり、慌てて処分してしまったのです…。
でも今思えば、スキャンしてから処分するべきでした。スマホに残しておけば場所も取らないし、見返したいときにいつでも見返しがききます。

撮影(スキャン)するだけなら無料ですから。今は見返さなくても、のちのち見返したくなるときがきっと来ますよ!
シーズンオフのよく着ていた洋服
ほとんど着ていなかった洋服は捨ててしまっても問題ありませんよね。しかし私はなぜか、よく着ていた服を処分してしまって後悔しました。
原因はひとつ。「その服を着る季節じゃないときに判断してしまったこと」です。
夏に着るものを、真冬に処分してしまいました。
なので、もし今捨てたい洋服があってそれが結構着ているものであれば、着る季節と捨てる季節をあわせることをおすすめします。

他人のもの
私がこの中で一番捨てて後悔したもののひとつです。他人のものを、その人の許可なく捨てる行為です。
私はこれを過去に2回やってしまい、その人の信頼を失いました。それどころか、「ミニマリストって最低だね」というレッテルを作る原因にもなってしまったのです…。
その人は今でもきっとミニマリストは大嫌いでしょう。
「人の物だから気楽に捨てられるし・・」という思いこそミニマリストにとって最大の敵だと思います。もし他人のものを許可なく捨てれば、信頼や人間性など「物以上のもの」を失うことになるからです。
捨てて後悔しない方法

物を捨てて後悔しないためにも、まずは「捨てたつもりになってみる方法」をおすすめします。
その物を使わずに一ヶ月くらい過ごしてみると、「やっぱり要る!」とか「やっぱり要らなかった」ということが見えてきますよね。
また、思い出のものはぜひ、写真を撮ってから処分することを強くおすすめします。特に、手帳やノート、写真、卒業アルバム、もらった手紙や絵、記念品などなど…
紙類のような平べったいものでなくとも、写真1枚におさめるだけで「思い出を処分してしまう」という罪悪感も消えますよ。

私は「捨てたい!」と考えてからすぐに物を処分してしまったんですね。これが失敗だったように思えます。
買い直すお金もかかってしまいました…

安易に捨てないということはエコにも繋がります。ぜひ、捨てる前にワンクッション。取り入れてみませんか?
本当に捨てるか?のチェック項目
- 捨てるときの季節と、その物を使う季節は合っていますか?
- 今はいらないと思っても、その物を使う季節になったら後悔しがちです。
- 【例】洋服、靴、空調機器、カーテン、自転車など
- 新しい物を買ったとき、試用期間をもうけていますか?
- ワンイン・ワンアウト(一個買ったら一個捨てる)は合わないことがあります。
- 【例】まくら、マットレス、靴など
- 布物は、煮沸消毒や漂白を試しましたか?
- 汚いからもう捨てようと思った物でも、煮沸や漂白でキレイになったら、捨てなくてもいいかもしれません。
- 【例】ふきん、ハンカチ、タオル、靴下、下着などの布類
- 別の場所で使うことはできませんか?
- 急にある事情で使えなくなったとき、例えばトイレや車内などの別の場所で使ってみてはいかがですか?
- 【例】アロマオイル、香水など
- 捨てようとしている物は本当にあなたのものですか?
- 他人のものを捨てるとトラブルに繋がります。絶対におすすめしません!

この記事のまとめ
ミニマリストといえど、全てのものを捨てるということは決してできませんよね。
もしあなたが捨てたい物を捨て、「やっぱり捨てなきゃ良かった!」と大後悔しまったら、その物が家に存在している以上にストレスになってきます。
物があるストレスより、捨てて後悔したときのストレスのほうが上だと思うからです。特に、思い出のものは写真で撮っておくと「大後悔」しにくいからおすすめですよ。
まずは、「捨てたつもりになって生活」をぜひしてみてください。
物を捨てる前にワンクッションおくことで、ムダな後悔や、買い直しのための出費を防ぐことができます。(エコにも貢献♪)