最近、ロボット掃除機を取り入れることにしました。
というのも、実家で両親がロボット掃除機を買ったところ、たった数回使っただけでお蔵入りになって、もったいないと思ったからです。
わたしはミニマリストなので、「ロボット掃除機なんて必要ないと思う」と感じていて、それを実際使ってみて「やっぱりいらないね」と確信づけたかったのです。
しかし!ロボット掃除機を実際に生活に取り入れてみたところ、4回目の使用から、「これは便利だ…!」と強く感じるようになりました。
ミニマリストにロボット掃除機はいる?いらない?

まず、ミニマリストにロボット掃除機はいる?いらない?というところを結論づけたいと思います。
あえてロボット掃除機を持つという行為に、ミニマルさはあるのか?…というところですが、実際にロボット掃除機を使ってみると下記のようなことが分かりました。
- 床が常に綺麗になる
- 床に物を置かなくなるので、スッキリする
- ロボット掃除機本体の手入れはカンタンなので、負担にならない
床がつねに綺麗だと気持ちがいいですし、突然の訪問者にも慌てたりしなくなります。
また、ロボット掃除機を取り入れるということは、床になにか物を置かないように気をつけるキッカケにもなります。わたしの場合は、バランスボールなどの大きなものを片付けました。
ただどうしても、「ロボット掃除機」という物自体は増えてしまいます。
それに、ロボット家電は使いこなすための工夫や労力が(最初に)かかってきますので、うまく使いこなせない場合は、逆にストレスになってしまうと思います。
けれど、わたしの場合はロボット掃除機をうまく生活に取り入れることができ、それも、思っていたよりずっとカンタンなものでした。
物がひとつ増えるストレスよりも、床が常に綺麗になり、ものを置かないキッカケにもなり、そしてロボット掃除機本体のお手入れがカンタンだったので、「これはロボット掃除機使わないほうがデメリットだな…」と感じるようになりました。
なのでわたしの結論としては、「ロボット掃除機はミニマリストにおすすめ!買ったほうが良い!」というものです。
ただし、どのミニマリストにもおすすめというわけではないので、もう少しお読みいただければ幸いです。
実際にわたしがロボット掃除機を生活に取り入れたら、こうなった

最初はなかなか上手く使いこなせずにイライラしたりもしましたが、4回目あたりでコツが分かり、使うのが楽しくなっていました。
もともと掃除は、ダイソンのスティックタイプの掃除機を使っていましたが、「音のうるささ」がいやで、最近はほうきとちりとりをメインに使用していました。
しかし、箒にはデメリットもあります。ほこりやチリなどの細かいゴミは苦手なのです。

メリット① 静かなのに、確かなお掃除能力
そこでロボット掃除機を使ってみたところ、これらのデメリットをクリアにすることができました!
- 音は思っていたより静か…!
- 吸引力が高いのでほこりやチリもしっかり取ってくれる
ダイソンの音のうるささもロボット掃除機なら気にならず、またほうきとちりとりの「ほこり・チリ」の弱点もカバーしてくれました。


写真上の目に見える大きめのゴミだけでなく、畳やフローリング全体がぱっと明るくなるのが毎回分かります。

毎回ダストボックスを見るのが楽しみで仕方ないです!
労力ゼロで、たくさんゴミが取れていることに感動します…
- ロボット掃除機の良さをひとことで言うと、「床掃除が本当にラクになって、常に床がきれいな状態をキープできて、機嫌良く過ごせるようになった」です。
メリット② 電気代が安い
ロボット掃除機がいくら能力が高くても、電気代が高かったらずっと使っていくのには難しいですよね。(ただでさえ本体代も高いのに…)
しかし、調べてみるとロボット掃除機はどれも電気代が安いことが分かりました。
年間でだいたい1,500円くらい。月々換算しても100円ちょいです。
そもそも掃除機自体がそんなに電気代は高くないようです。
これなら安心して使い続けられますよね。
…ただ、なにごとにもデメリットもつきものだと思いますので、そちらもお話します。
ロボット掃除機のデメリット
- 安いモデルでも結構な値段がすること
- 家具にガンガン当たるときがある
- たまに変な動きをしていることがある
- 行ってほしくない場所はあらかじめ設定や遮断しておく必要がある
…ロボット掃除機のデメリットはこんな感じです。あくまでわたしが使って、感じた感想なので。
ロボット掃除機は本体の値段がそれなりにします。値段に見合ったはたらきをしてくれるのか、不安になりますよね。
そしてわたしが使ってみた感想ですが、安いモデルだとたまに細い脚の家具にガツッ!と当たるときがあったり、たまに変な動き(くるくる回っていたり)をするときがあります。
また、行ってほしくない場所は、わたしが使っているモデルだと別売りのテープか、障害物で遮断しておく必要があります。

わたしはヨガマットとスツールで遮断しています…!
慣れたら特に気になってません。
おすすめのロボット掃除機のモデルやメーカーは?

いきなり高いモデルを買おうとしないで大丈夫だと思います。
わたしが使っているモデルは「ロボロック」というメーカーのE4という最安のちょっと古いモデル。
でも、このやすさと古さでも全く問題なく使えていますし、普通に床が綺麗になるので、満足度も高いです。
Amazon、楽天、ヤフーをリサーチしたところ、E4は2023/03/16現在では黒いカラーモデルしかないようです。もし白いカラーが欲しい場合は、S6 Pureなどの上位モデルにする必要があります。

ミニマリストがロボット掃除機を取り入れると生活は変わる!

- 「床掃除」というタスクをロボット掃除機にすべて任せることができる
- 浮いた労力と時間を別のところに使うことができる
ロボット掃除機があると、ものを増やさない意識は必ずわいてきます。
見た目も思ったよりコンパクトでスタイリッシュなので、インテリアにも馴染みますよ。

わたしはだんだんと、ロボット掃除機に「お手伝いさんみたいだな〜」と愛着がわいてきました。
床掃除を完全に任せる=ミニマル思考に
今までダイソンやほうきでは、自分でゴミをしっかりと取らなきゃいけない!と感じていました。
今ではロボット掃除機に全て任せている感じです。
取り切れていないゴミも、あんまり気にしなくなり、「次回またロボット掃除機に取ってもらえばいいか」と考えられるようになり、ストレスも減りました。
わたし的には、ロボット掃除機が増える、メンテナンスすべきものが増える、というストレスよりも、「ロボット掃除機に床のことを全任せできる」という考え方のほうが、より頭の中がすっきりできたんですよね。
なので、ロボット掃除機がおすすめな人とそうでない人を選定してみました。
ロボット掃除機がおすすめな人
- 掃除機やほうきなどでの床掃除が面倒に感じている
- 床掃除をロボットに全部任せたい
- 家が25平方メートル以上(広い場合)
- 家具やモノが少なく、床にあまりものを置かない
ロボット掃除機をおすすめできない人
- ロボット掃除機というものがひとつでも増えるのがストレスと感じる
- メンテナンスすべき家電がひとつ増えるのがストレスと感じる
- 家が25平方メートル以下(狭い場合)
- 家具やモノが多く、片付けるのが大変な場合
この記事のまとめ
ロボット掃除機がミニマリストに必要か?というところの結論は…
物を持つこと自体に強いストレスを感じるかどうか? VS 掃除のストレス(床が汚いことのストレス)…といったところでしょうか。
わたしの場合は、物がひとつ増えることよりも、床が汚いほうがストレスに感じていたため、今回ロボット掃除機を取り入れて良かったと感じています。

ちなみに、この記事を書いているときもロボット掃除機で床掃除をしていました!
「床掃除」というタスクが頭の中から完全になくなったことで、スッキリできて、ストレスが大幅に減ったように思います。
わたしの考えに近いミニマリストさんは、ぜひロボット掃除機を検討してみてはいかがでしょうか?
