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【書評】「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる【ふるさと村の食養】

今まで、食に関しては人一倍食いしん坊なわりに、そこまで料理が好きではなかったのですが、この本を読むことで意識が変わりました。

この本を読む前から、実は「この本の中に書いてあることを実践」していた私。

そのおかげもあって、一ヶ月でマイナス4キロのダイエットに成功しています。

著:秋山 龍三, 著:草野かおる
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「全てのおおもとは食」と言えます。食に対しての意識がガラリと変わり、料理や使う食材にもこだわるようになりました。

食が変われば体が変わり、体が変われば心も変わります。そして心もが変われば人生も変わると思っています。

病気にならないための体づくり(食)は、結果的に得をする人生を歩めます。

目次

【「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる】という本について

著者は秋山龍三さんという方。ご高齢の方ですが、「食養」を行うことによってすごく健康なのだそう。

食養とは、食事を正して養生すること。

この本の内容をざっくり言うと、「あなたの体の不調は、食事のせいではないですか?」ということです。

  • 食についての大切さ(栄養、食べすぎ、添加物についてなど)
  • 調味料について(味噌やみりんなど、それって本物ですか?)
  • ふるさと村で食養をして実際に回復された方のお話

上記のようなことが書いてあり、自分の食生活がいかに乱れていて、そしてそれが体や心の不調を招いているのだと知ることができました。

草野かおるさんという方が挿絵や四コマ漫画をちょこちょこ入れてくれていて、文字だけではないのですごく読みやすかったですよ。

この本を読み終えたとき、いかに自分の食生活が乱れていたのか知ることができました。できるかぎり「食養」のやり方に近づけることができれば、「何となく不調〜」といったことも消える気がしました。

ふるさと村について

静岡県伊豆半島の南端にある松崎町の山奥に、「ふるさと村」という村が存在します。

「村」とはいえ人がたくさんいて栄えているような場所ではありません。山の上の一軒家というイメージ。

この村では、この本の著者である秋山龍三さんを中心に、「食養」を目的とした指導がされています。興味のある方はサイトをチェックしてみてください。

この本で力強く主張されていること。それは「本物を選ぶ」という大切さ。

普段何気なく買っている調味料なんかも、実は「化学調味料」で味が整えられたものばかりなんですね・・。

「本物」はやっぱり高いんです。でも、市販されている調味料で「高っ!」と思うものって少ないですよね。それは、大量生産されているから。

大量生産されている調味料は、低コストで作って低料金で売られます。手間もコストもかけられませんから、手っ取り早く出来上がる方法で作られます。

その結果、化学調味料たっぷりの、「◎◎風調味料」といったものが出来上がるというわけ。

添加物はからだに不調をもたらします。

調味料の選び方

ただしこの本の著者のように、「ふるさと村では調味料もできる限り手作りしています・・・」なんてこと、一般人からしたらやってられません。

そこで、市販のものでもこういった物ならOK・セーフ、という選び方の基準が書いてありましたので、まとめてみました。調味料を買うときの参考にしてみてください。

圧縮製法でしぼられた油。ごま油やなたね油などの原料がブレンドされていない単一の油
お酢「純」のつくもの。アルコールや添加物が入っていないもの。
味噌生味噌で無添加のもの。天然醸造のもの。
醤油成分表に「脱脂加工大豆」とあるものはNG。大豆・小麦・塩だけのシンプルなものがよい
砂糖黒糖がベスト。きび砂糖、はちみつ、メープルシロップもOK
みりんみりん「風」はNG。料理に甘みが欲しいときは日本酒か「本みりん」がいい
梅干し調味梅干しはNG。成分表に「梅干し」と書かれているものだけ
漬け物ぬか床作りは、いりぬかよりも生ぬかのほうが酵素がありベスト

咀嚼回数を増やすと、勝手に痩せる

この本に書いてある「食養」では、ひとくちで約70回噛むことが理想とされています。

実は私、この本を読む前から「咀嚼回数を増やす」ということを実際にやっており、そのおかげで一ヶ月でマイナス4キロのダイエットに成功しています。

ダイエットの流れは下記のような感じです。

  1. ひとくちで70〜100回噛むことを意識しながら食事をする
  2. 食事内容は全くといっていいほど制限しない(内容も量もガマンなし!)
  3. ごはん茶碗2~3杯食べれていたのに、急に1杯しか食べられなくなった
  4. 「もうお腹いっぱい」が口癖になった
  5. 食べる量が減った。おかわりができなくなった
  6. 何もガマンしていない、お菓子も食べていたのに一ヶ月で4キロ痩せた

「食養」では、食べすぎないことが重要。

咀嚼回数が増えるほど、満腹中枢が刺激されるので、たくさん食べなくてもお腹がいっぱいに感じるのです。

たくさん噛めば胃に負担もかかりにくいので、「とにかくたくさん咀嚼する」は今でも続けています。

食事内容・量は変えなくていいので、咀嚼回数だけ増やせばOK。しかも、無料で今からでも始められる、超お手軽ライフハックなんです!

15時間以上の空腹時間で若返る?!

「食養」のやり方では、一日三食きっちり食べましょうということは行っていません。

また、病気などで食欲がないときでも、「体力をつけるために!」と無理に食べる必要もないそうです。

それは、「胃袋を休める時間が大切だから」です。

空腹状態でいると、「サーチュイン遺伝子」というものが活性化されます。これを活性化させることができると、見た目も若々しく、脳の機能までも若くなることが分かっています。

理想は15時間以上の空腹時間を作ること。(就寝時間を含める)

先ほど書いた「咀嚼回数を増やす」を実践すれば、少ない量の食事でも、満腹感が長続きしますよ。なので、15時間以上の空腹時間をつくることができます。

食事時間の例

  • 夜18:00に食事 → 翌朝9:00に朝食をとる
  • 夜22:00に食事 → 朝は抜きで、12:00にお昼ごはんを食べる

15時間以上の空腹時間は、就寝時間も含めないと無理なので、「夜ごはんから次の食事までの15時間」を測ってみるといいと思います。

食を変えれば、結果的に得をすると思う理由

「たかが食事、されど食事」です。口に入るもので体はつくられています。

現代というか今の日本では、「食事にありつけない」という人はほとんどいなく、むしろ食べすぎて太ったり、ダイエットが必要な方が多い印象です。

こんなにたくさんの食べるものがあるのに、なぜか体や心は不調。これってなぜなのでしょうか?

その回答が、本に書かれています。

健康を害して、その健康を取り戻すためのマーケティングにハマって、お金を減らします。もちろん、病院代や手術代もかかるかもしれません。

「食事を正す」ということは、結局のところ、お金を稼ぐということと同じようなものではないでしょうか?

この記事のまとめ

この本に書いてある「ふるさと村」の食養を真似ようとするととても難しいことが分かります。

しかしそのくらい、食事は大切であり、いかに体と心の健康を保ってくれているかも知ることができます。

以下は、食養とまではいかないですが、すぐにでも真似できそうな「ぷち食養」です。普段から食事については何もこだわっていない人ほど、実践すると効果が出やすいと思います。

  • 咀嚼回数を意図的に増やす(70~100回が理想)
  • 15時間以上の空腹時間をもうける(就寝時間を含める)
  • 調味料を買うときは、もくじ「調味料の大切さ」にあるものを選ぶ
  • 食品を買うときは、裏に書いてある成分を必ずチェックするようにする

食事を正すということは、結果的にお金を減らさないためのひとつの「健康への投資」です。時間に余裕のできたミニマリストさんは、ぜひ「食」について改めて考えてみましょう。

著:秋山 龍三, 著:草野かおる
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