私の家には、引き出しの付いている収納アイテムがひとつもありません。
引き出し付きの収納アイテムとは、下記のような物です。家の中にあるとちょっと大きくてかさばるような物になります。
- タンス
- 衣装ケース
- 収納ワゴン
- カラーボックス
収納ワゴンはキャスターの付いているタイプで、カラーボックスもそうですが、100均などに売られている布製のボックス(中敷きで組み立てるタイプ)を入れれば立派な収納として使えますよね。

我が家では過去にこういったタイプの収納アイテムを使っていましたが、今は全て手放してひとつも持っていません!
私がどうやって収納アイテムを使わずに物を収納しているか、また収納アイテムがないことのメリットをお話していこうと思います。
「引き出し付きの収納アイテム」は0個!

我が家には、タンスや収納ケース、ワゴン、カラーボックスといった物がありません。(過去には持っていましたが手放しました)理由は4つあります。
- 家に圧迫感が出るから
- 引っ越しのときに大変だったから
- 手放すときに解体に苦労したから
- 収納アイテム自体のお手入れをするのが嫌になったから
収納アイテムがあると思うことは、「家に圧迫感が出ること」です。
壁際やクローゼットの中などに置いているとホコリも積もってきますし、収納アイテム自体のお手入れも面倒ですよね。
また、引っ越しの際に結構かさばってしまい、「私なんでこんなに収納あるんだろう・・・?」と疑問にも思いました。
定期的に物を減らしていっているので、収納する物があんまりないにも関わらず持っていました。
実際はこれらを手放すときに、解体するのが本当にしんどかったです!
買って組み立てるときは「何を入れよう?」とワクワクするのに、手放すときにはこんなに苦労するとは思いませんでした。(なので二度と買わないと思います。笑)

今回は「家にあると大きくてかさばる収納アイテム」のみカウントしました。※ペン立てや小物入れなどの収納グッズはカウントしていません。
「引き出し付きの収納アイテム」を持たないメリットとは?

今回晴れて収納アイテムを手放したのですが、感じられたメリットがたくさんありました!
- 家の中がスッキリ見える
- 収納アイテムがないことで物を増やさないで済む
- 収納アイテムの裏や下、また本体のお手入れの時間や手間がなくなる
- 急な引っ越しがあったとしても安心できる(精神的負担が軽くなります!)
まずいちばん感じたメリットは、家の中がスッキリ見えること。収納アイテムって壁際に置くことが多いから、部屋に圧迫感が出るんですよね。
そして収納アイテムがなければ、「何を入れよう」と考えることもなくなります。
もはや「収納アイテムに入れるための物を買う」という行為もなくなるため、圧倒的に物が減ります(増えません)。
また、収納アイテム本体の中や裏側(底面など)のお手入れにかけていた時間や手間も削減できます。

私はこれをきっかけに、テレビ本体とTV台(これも収納ですよね)を手放すことにして、さらにスッキリできました!
>> ミニマリストなのでテレビを手放してみたら、ますますシンプル生活に
さらに、「急な引っ越し」にもスムーズに対応できるようになります。
収納アイテムや中に入れる物を日頃から無くしておけば、引っ越しでなくとも災害時などのとき、転倒や物の紛失などのリスクも減らすことができると思います。
収納アイテムを使わない収納の方法【基本は備え付けのみ!】

「収納アイテムがなかったらどうやって収納するの?」って思いますよね。
我が家では基本は、家についている備え付けの引き出し(キッチン)、クローゼット、洗面台下の収納、天袋だけで暮らしています。
たったこれだけの備え付けの収納でも、全く問題なく過ごせるんですよ!
これらの具体的な使い方を紹介していきますね。
キッチンの引き出し収納
システムキッチンなので、たくさんの収納があります。下記のような感じで収納しています。
- コンロ下の扉には調味料
- シンク下の扉には鍋や包丁
- シンク上の扉にはお皿やコップなどの食器類
- 引き出し(4つ)にはお箸やスプーン、サランラップ、ゴミ袋、スポンジ、洗剤(ソープナッツ)のストックなどのキッチン小物


レトルトなどの食品のストックは、電子レンジ台に少しだけ収納していますが、普段から「その日の食事はその日に作る」をするようにしていて、食品のストックもあまり持たないようにしています。

これだけたくさん収納しているように見えますが、実は各扉(引き出し)の中はほとんどスカスカなんです。笑
使う食器やキッチン用品などは日頃から最小限にし、サランラップなどのストックもほとんど置きません。(なくなったら買いに行くスタイル)なので、別途のキッチンワゴン的なものが必要なくなりました。
我が家のキッチンについて詳しくはルームツアーをごらんください。

クローゼット
我が家には備え付けのクローゼットがついています。
クローゼットといっても立派なものではなく、大人一人が立って入れる程度の大きさの、開扉の収納。しかも、ハンガーポールもありません。
ここに収納している物は下記になります。
- 洋服(私と夫の二人分)オールシーズンの服すべて
- リュックやトートバッグなどのカバン類
- サニタリー用品
- 体重計
縦長のクローゼットなので幸い仕切りが2段ついており、洋服はそこに直置きしています。下着や靴下のみ、小さな収納ケースに入れて保管しています。

でももしこの2段の仕切りがなかったら、カラーボックスをひとつだけ購入していたかもしれません…
ハンガーポールがないためハンガーがかけられませんが、我が家にはハンガーは使わずに洋服はすべて畳んで収納しています。(もともと洋服もお互いかなり少ないです。)
トップス、ボトムスごとに重ねて畳み収納しているだけなので、それらを入れるためのアイテムは必要ありませんでした。

洗面台下の収納

洗面台の下に収納しているものは下記です。
- マジックソープの原液ボトル
- アルカリウォッシュ3kgの袋
- クエン酸
洗濯物はソープナッツで洗濯しており、キッチンに置いているのでその都度取りに行っています。歯ブラシやタオル類は洗濯機の上に置いています。

洗剤は手作りしているので、とにかく収納すべき物が少ないです。
天袋
「天袋(てんぶくろ」は、和室によくある収納です。天井付近にあることが多いです。

こちらには、布団圧縮袋で圧縮した布団と、リビングで外したふすま、冬場に使う布団乾燥機を収納しています。
また、メルカリで使えるようなプチプチ素材や、その他一時的に保管したいものをしまっておくこともあります。
この記事のまとめ
引き出し付きの大きな収納アイテムがなければ、家の中はスッキリしますし、収納があることによる物の衝動買いも少なくなります。
洗剤などの日用品をマルチクリーナータイプや手作りにして用途を増やしたり、様々なストック品は置かず「その都度買いに行くスタイル」にすれば、たくさんの収納は必要ありません。

収納アイテムがあると「詰め込まなきゃ」とついつい思ってしまいがちです。
いっそのこと収納アイテムも、中に入れるべき物も減らせば、よりミニマリストになれますよ!