犬も食わない、「夫婦喧嘩」。
疲れますよね…。それは自分もだし、相手もそう思っています。
もちろん、夫婦喧嘩だけでなく、友人同士やこどもとの喧嘩、上司や部下など…生きているうえで衝突は免れません。
どうしてこんな喧嘩に発展してしまうのか、その原因は様々ですし、漠然としすぎているので、
このページでは、「どうして自分ばっかり!損している気がする!」と感じときに、考えたほうがよいことを3つ挙げていきます。
イライラしたり落ち込んでいるときに「考える」って難しいかもしれませんので、
ちょっぴり冷静になったときにでも、頭の片隅に入れておきましょう。
「どうして自分ばっかり!」的な喧嘩になってしまったとき考えたいこと3つ

- 相手への感謝
- 距離を置く
- 自分のストレスケア
この3点を考えるようにすると、少しは気が紛れますし、喧嘩の解消だけでなく、予防になるかもしれません。
相手への感謝
イライラしたり落ち込んだり悲しんだり…こういうときに、感謝をするって難しいものですが、
やってみると結構効果を感じますよ。
たとえば、夫婦喧嘩になってしまったときは、「なんで私ばっかりこんなことしなきゃならないのよ!」とか、
部下と上司の関係だったら、「また、仕事押し付けられて…自分ばっかり損している…」とか、
意見の食い違いから衝突してしまうことはあります。
「相手は、なんて嫌なやつなんだろう。どうしてこんなに自分を苦しめるんだろう!」というふうに感じますよね。

…ってとき、ありませんか?
…ただ、それは相手の嫌なところしか見えなくなっちゃったからなんです。
どんなに嫌な相手でも、いいところが必ずある。なので、それを書き出してみることをおすすめします。
例えば、わたしの場合は夫婦関係で、喧嘩することもあるのですが、そういうときになるべく嫌な面だけに着目するのではなく、
日頃やってもらって嬉しかったことを書き出したり、過去に書いたものを読み返したりしています。
- ゴミ出しをやってもらえた
- 洗い物をやってもらえた
- 体調を気遣ってもらえた
- 嫌な愚痴でも文句ひとつ言わず聞いてくれた
…などです。結構、書いているとたくさん出てきます。
書いたり読んだりしているうちに、怒りがスッとおさまることがあるんですよね。
怒りや悲しみをおさめることができると、冷静になって、自分から謝ることができたり、その喧嘩だけにとらわれないようになったりして、結果的に自分がラクになります。
なので、普段から、喧嘩していないときでも、この「感謝日記」を書くようにしています。
距離を置く
喧嘩って不思議なもので、喧嘩した相手のことが嫌なはずなのに、関係を続けようとしてしまうんですよね。
これって「執着」なんです。
「相手に分かってもらいたい」という気持ちがなくならず、いつまでも衝突し続けちゃっています。
頭の中が相手のことでいっぱいなので、気づかないうちに引かれ合っちゃうと言いますか…マグネットのように引き合ってしまいます。
ここは、意図的に「離れる」しかありません。
- 別の部屋へ行く
- 自分が外出する
- 別の人と話す
- イヤホンなどで自分の世界に入る
…簡単なようで意外とできないのがこの「距離を置く」です。
「外出して、別の人と話をしたら、案外スッキリした」ということもあります。
実際にわたしも、せっかちな人間なので、「早くこの問題を解決したい」の一点張りで、この距離を置くということがとても難しく感じました。
でも、話しててもラチがあかないことって絶対にあるので、そういうときは「ちょっと距離を置こう」「ちょっと離れたほうがいいね」などと言って、いったんその問題から離れるようにしています。
問題って、文字通り「解決する」だけではなく、距離を置くことでスムーズに流れることがあるんですよね。
自分のストレスケア
「どうして自分ばっかり苦労しなきゃなんないの…!」と思ってしまう原因の一部に、ストレスケアができていないことが挙げられます。
ストレスが溜まっているときと、溜まっていないときとでは、言われたことへの捉え方が変わってくるんですよね。
なので、普段からストレスケアをしないといけません。それが、なかなか難しいのですが…
- 頭を使うこと(資格勉強など)
- 体を動かすこと(散歩や筋トレなど)
この2つ、意外とストレス解消になりますよ。もちろん、自分に合っているもの、好きなものでOKです。
逆にストレス解消でおすすめできないのが、アルコールとタバコ。
飲んだり吸ったりした一瞬はスッとするかもしれませんが、持続しませんし、体調が悪くなって逆にストレスが溜まってきます。
ストレス解消できていると思いこんでいるだけで、実はまったくできていないのがこのアルコールとタバコなんです。
もちろん、どちらも非常に依存性の高いものなので、まったくおすすめできません。
どうしても合わないときって、ある

同じ人間同士なので、どんなに普段から馬が合っていたとしても、突然合わなくなることだってあります。
向かい風で、一生懸命に自転車をこぎつづけても、つらいだけ。
そういうときは、立ち止まるか、追い風に乗ったほうがラクですよね。
人間関係もおなじで、ひょんなことから合わなくて衝突したときがあっても、すぐに解決できるとも限りません。
そういうときは、ほとぼりが冷めるまで待つしかないときもある、と思っておくと、ちょっとはラクになるのかもしれません。
まとめ
「自分ばっかり!!」とむしゃくしゃしたり、悲しくなったりするときは誰にでもあったりします。
そういうときは、視野が狭くなっていたりするもの。
- 感謝日記をつけてみる
- 距離をおいてみる
- ストレスケアをする
当たり前のようなことですが、やろうとすると怒りや悲しみにとらわれてしまって、案外できないんですよね…
「どうして自分が!!」と思ったときこそ、この3点をしたほうが、結果的に自分がラクになると思います。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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