物心気づいた時から「テレビはなきゃいけないもの」として購入していましたが、テレビを使う頻度よりは、掃除やメンテナンスによる労力のほうが勝ってしまったし、自分がミニマリストというレッテルもあったので、それが後押しになり手放すことにしました。
結果的に、今でもテレビは所持してはいません。が、テレビについて色々と調べているうちに、「こういう考え方だったら、もしかしたらテレビはいるのかもしれない」と思ったことがあったので、シェアしたいと思います。
「ミニマリストならどうせテレビいらないんでしょ?」と思った方は、ちょっと待ってください。
ミニマリスト的にテレビがいるかどうかは、人による

「ミニマリスト的にはどうか」というよりも、テレビ本体の掃除やメンテナンスが大変で嫌な思いをするくらいなら、ミニマリストでなくとも手放すのもありだと思います。
ただ、「部屋内をスッキリしていたい」という思いが強いミニマリストは多いはず。ひとつでも物を減らしたいと思っているなら、これも「手放すのはあり」でしょう。
ただ、これは物理的なスッキリ方法になります。ここで考え方をひとつ変えてみましょう。
「テレビを上手に見るような工夫」をしてみて、むしろ余計なVODのサブスクを増やさないことによって、「サブスクのスッキリ化」ができるとも考えられます。
- 物理的な「テレビ」というものを手放してスッキリしたいか?
- 余計なVODなどの娯楽系サブスクを手放してスッキリしたいか?
この2点で、テレビの有無について考えてみてはいかがでしょうか。
テレビの上手な見方ってどんな感じ?
ちきりんさんの、「テレビを見ない人がいるなんてびっくり」という記事を読みました。
内容を要約すると、
大量に貯めて、見たい番組の見たい箇所だけ見るようにすれば、テレビコンテンツには良いものが多く、「一切見ない」とひとくくりにするには勿体ない。
・・・ということです。
「みたい番組がそもそもない」と言ってしまったらそれまでなのですが、後述するサブスクの金額を見ると、むしろ「見たい番組に自分が見たいと思えるように合わせる」という工夫も必要かもしれません。
VODだって、膨大な量の番組(ドラマや映画)から、自分の見たいコンテンツだけを視聴していますよね?
テレビはそれの、「膨大なコンテンツを自分でピックアップする」というところから始まる感じです。
ミニマリストの私が「テレビ所持」について思うこと

私のテレビの見方は、確かに下手くそだったかもしれないです。見たい番組を見つけ、見たいときに見るようにすれば、「VODなどのサブスク」は要らなかったのかもしれないと思うほど。
「ミニマリストだからテレビとか余計なもの!い〜らない!」と決めつけるよりも、むしろテレビを見たいときに見れるように工夫して、娯楽系サブスクをすべて解約し、「視覚系の娯楽=テレビ」としてまとめてしまえば、逆にスッキリしなくもないのではないでしょうか。
また、たまにドラマをPCで見たりしていると、「やっぱり大画面で見れたら楽しいだろうな」と思うことがありました。
「画面の大きさより内容のほうが大事」とは言い切れないと思うのです。
ドラマや映画、ゲームはたしかに内容も大事だけれど、画面の大きさ=視界から入る情報の多さで、より刺激が増えるからだと勝手に解釈しています。
今後、VODなどのサブスクが値上がりをしたり、やっぱり大画面で見る恋しさがふつふつと湧き上がってきてしまったら、私もまたテレビを再購入するかもしれません。ミニマリストであれ、です。
現に、U-NEXTであれば2,189円(月額)です。年間換算すれば26,268円となります。
2年間で52,536円となり、少し小さめで良ければフルHDや4Kのテレビを購入できなくもない額なんですよね。
【まとめ】ミニマリストにはテレビが必要なのか?の、結論
- 物理的な「テレビ」というものを手放してスッキリしたいなら、テレビはいらない
- 余計なVODなどの娯楽系サブスクを手放してスッキリしたいなら、むしろテレビはいる
テレビは見たい番組を見たいときに見れるように訓練さえすれば、確かに便利なツールだと思いました。
また、NHKをのぞけば、無料で番組が見られます。
VODなどの娯楽系サブスクが値上がりしていったら、それを一生払い続けるとなると結構な負担になります。
その場合は、ミニマリストであれども、テレビの購入は検討くらいはしてもいいと思います。