【書評】「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読んだ感想【ミニマリスト】

筆者

ミニマリスト歴 約10年のクボヒロ(@Kubohiro7)です。
ミニマリストになり、汚部屋&ローン地獄からの脱出に成功!
今は夫婦ふたり月7万円で暮らすのを目標に頑張っています♪

世界中のミニマリストに大注目、ごみを出さない究極のライフスタイル!

家族4人、1年間のごみはこれだけ!(小さな瓶に入ったごみを著者が片手に持つ写真)

ゼロ・ウェイスト・ホームの帯より

こんな表紙が衝撃的のこの本、ミニマリストであり環境問題に目を向け始めた私がさっそく読んでみました。

ゼロ・ウェイストって「ごみを減らす」のが目的でしょ?ミニマリストとは何か関係あるの?・・・と思っていたのですが、読みすすめるうちにミニマリストとゼロ・ウェイストは多いに関係があることが分かってきました!

「ごみを減らす」という行為の裏側に、どんなメリットが隠れているのでしょうか?この本の内容に触れながら、感想を書いていきたいと思います。

この本を読むことで得られるメリット
  • 「ごみを出さないシンプルな暮らし」の良さが分かる
  • ごみをなるべく出さないようにできる方法を学べる
  • ごみを出さないように心がければ、もっとミニマリストになれる
著:ベア・ジョンソン, 翻訳:服部雄一郎
¥1,870 (2022/07/28 10:51時点 | Amazon調べ)
目次

「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を書いた人「ベア・ジョンソン」について

とうふくん

まずは・・・この本ってどんな人が書いているの?

画像出典:https://zerowastehome.com
  • 名前:ベア・ジョンソン(Bea Johnson)
  • カリフォルニア住在のフランス人女性
  • 家族構成:夫、息子2人
  • ブログ:「Zero Waste Home」は月間25万PVの実績あり
  • SNSフォロワー:40万人超え
筆者

なんとブログをやっているんですね!この本の元になる内容も、ブログでの発信から始まったようです。

【ゼロ・ウェイスト・ホームの背景】ごみを出さないシンプルな暮らし

この本を読み始めると、最初に「著者がなぜ環境問題に目を向けようと思ったのか?」ということが書かれています。ざっくり言うと下記のとおり。

  1. アメリカンドリームな暮らしを手に入れる
  2. そんな暮らしに疲れて、シンプルな暮らしをするために断捨離を始める
  3. 心に余裕ができたので環境問題に目を向け、ごみを減らすための行動をする

著者は生まれたときからゼロ・ウェイストをやっている訳ではありませんでした。むしろ、アメリカンドリームを手に入れたので、欲しい物はたくさん買ったし、海外旅行やパーティーをしたりと、不自由どころか誰もが羨む生活をしていたのです。

しかし、彼女は思います。「本当にこの生活が幸せなの・・・?」と。

アメリカンドリームを継続するにはたくさんの稼ぎが必要だし、物を買うことに価値を感じているから、物は増える一方。物を使いこなす技術、手間もいるし、大きな家(広い庭)は頻繁に手入れが必要。車生活だから運動しなくなったのに、贅沢品ばかり食べてどんどん不健康に・・・。

筆者

ミニマリストになった方なら共感できるパートなのではないかと思います。
「なに不自由なく暮らせているはずなのに、なんで幸せになれないんだろう?」って思う瞬間!

そこで思い切って家の中の物を約80%も手放し、ミニマリスト(シンプルな暮らし)になることができたそうです。そして、物に縛られなくなった彼女はたくさんの時間ができ、家族と過ごす時間や環境問題について考える余裕が増えました。

「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読んで良かったところ

ゼロ・ウェイストと聞くと、「ごみを減らせばいいのね」という考えになりますよね。でも著者はこんなことを本の中で書きました。

出るごみの量がどのくらいかなんて、実は重要ではないのです。大切なのは、自分たちの消費の力が地球環境に及ぼす影響を理解すること、そして、理解の上に立って行動することです。

ゼロ・ウェイスト・ホーム本文より抜粋
とうふくん

「出るごみの量がどのくらいかなんて、実は重要ではないのです。」ってエエエ!?それ言っちゃお終いじゃない?ゼロ・ウェイストなんだからごみを減らさないと意味がないでしょ・・・!

筆者

私もこの言葉を読んだ時は矛盾してるなと思ったのですが、読み終わるころにはナルホド、と感じました。

本を読むメリット
  • 読むだけで自己肯定感がとても上がる
  • 実際にごみを減らすためのアイデアが豊富で取り組みやすい
  • 著者の行き過ぎた面、失敗談などがちょっとおもしろい(読み物としても楽しめます)
  • ゼロ・ウェイストをやるメリットをお金、健康、時間の面から解説していてわかりやすい

この本を読むということは、「環境問題について知ってみたい」の第一歩。まずは知るだけでいいと思います。なので、読むだけでも環境問題について考える自分に誇らしさを感じられます。

また、総数351ページあるこの本には、ごみの減らし方のアイデアが満載。「こうしてみたらゴミが出ないんじゃない?」とか、「そもそもこういう考え方をすれば、それって要らないんじゃない?」といったように、色々な角度からゴミの減らし方を提案しています。

筆者

ごみを減らすことにやっきになった著者が、「それはいくらなんでもやりすぎでしょ」ということもやって、後で「やっぱり無理だったわ〜」と失敗しているのもちょっとクスっとする。笑

ただおもむろに「ごみを減らせ!やり方を教えるから!」という本ではないということがとてもよく分かりました。

「ゼロ・ウェイスト」の取り組みで実際に私が感じたメリット

この本の中の実践ページをすべて試すことは、はっきり言って不可能に近いです。

でも、「こんな方法もあるんだ!」と知っておくことで、確実になにかのメリットに繋がると感じています。

実際に私が生活に「ゼロ・ウェイスト」と取り入れ始めて感じたメリットはたくさんあります。

  • 燃えるゴミの量が減ったこと
  • 買わない・捨てないに繋がったこと
  • 買わないので、毎月の出費が減ったこと
  • 合成化学成分を避けることで、美容や健康面でのメリットを得られたこと
  • たくさんの物に頼らなくても生きていける知恵と自信がついたこと

このページはすでにミニマリストに興味のある方が読んでくださっているかと思いますので、分かりやすく言い換えると、「ミニマリストがゼロ・ウェイストに取り組むことで、さらにミニマリストを目指すことができる」です。

私自身、わかりやすいように自分を「ミニマリストだ」と名乗っていますが、ゼロ・ウェイストに取り組み始めてからは、「ミニマリストであること」に執着しなくなってきました。

「ゼロ・ウェイスト」の良さは、自分自身が何者かということを気づかせてくれるところ。ミニマリストというひとつのワードに縛られず、「物を減らせる楽しみ、買わない喜び」を心から感じさせてくれるところにあります。

筆者

「ごみを減らすためのハウツー本」だと思ってましたが、環境問題について学ぶことで物を買うことへのハードルを上げてくれ、「物ってなんだろう」「捨てるってなんだろう」ということを改めて考えさせられるいい本でした。

著:ベア・ジョンソン, 翻訳:服部雄一郎
¥1,870 (2022/07/28 10:51時点 | Amazon調べ)

「ゼロ・ウェイスト・ホーム」を読んだ感想のまとめ

この本を読むことで得られるメリット
  • 「ごみを出さないシンプルな暮らし」の良さが分かる
  • ごみをなるべく出さないようにできる方法を学べる
  • ごみを出さないように心がければ、もっとミニマリストになれる

この本はただの「ごみを減らすためのハウツー本」ではありません。

そもそもなぜミニマリストになったのか?物を減らしたら、どういうメリットを感じたのか?そして、ゴミを減らしたら何がどう変わっていくのか?・・・など、色々なことを改めて考えさせられる本でした。

筆者

ミニマリストの方なら読んで損はないと思います!
買わない、捨てない、ゴミを出さない。楽しんで取り組めるようになるといいですね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

こちらから記事をシェアできます
目次